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嶺南一市構想と中心市街地活性化基本計画
Date:2009-04-08(Wed)

昨日は、桜もほぼ満開。27号線の若狭路は桜と菜の花、春霞と。季節を感じながら西へと夕方、車を走らせた。目的は、若狭町の町長選挙の祝い。前の副町長を務めた森下裕氏が無投票で初当選。「嶺南の特定失踪者の真相究明を求める会」の会長の千田町長の後任でもあるからだ。森下氏は「『対話と実行』を合言葉に住民主体のまちづくりや三方五湖を中心とした観光振興、将来の嶺南地域全体の合併実現などに向け努力したい」と話した。

これまで、嶺南一市構想を選挙公約で掲げたのは森下氏がはじめてではないか。理由は、はっきりしている。町内、二つにまたがる若狭消防組合と敦賀・三方消防組合はあまりにも不自然だ。人口減少も若狭町は大きい。嶺南地域で原子力発電所を持たない小浜市と若狭町の財政事情もよくない。これを考え併せると合併、嶺南一市構想を公約に掲げるのは自然な成り行きだろう。

将来的な構想として、私は賛成だが、市長が以前、議会答弁で語ったように舞鶴若狭自動車道が完成する時期に話を開始するくらいが妥当だろう。これは焦る必要はない。

ところで、敦賀商工会議所の有馬義一会頭は2日、同会議所で会見し、新年度の重点事業を発表した。このなかで、「中心市街地活性化基本計画」を5月中に国へ申請したいとの考えを示した。

同会議所の敦賀市中心市街地活性化協議会が検討を進めている同基本計画では、江戸時代からの風情を伝える敦賀酒造の建物などを生かして同市蓬莱町の「舟溜たまり」周辺を核としたまちづくりを進めるとしている。26日には市民向けのシンポジウムを開く予定だ。関係者の努力に敬意を表したい。

いずれにしても、商業者は魅力ある商店街づくりのために、市民は暮らしやすい地域づくりのために、それぞれ当事者として議論を活発にしてほしい。新たな魅力というか、駅前、相生、蓬莱と拠点を定め、中心市街地全体に広げていく街づくりが、活性化のためには重要との認識だ。そのためには、人々が訪れ、交流できる仕掛けづくりが必要だ。

中心市街地の活性化は、敦賀市の百年の大計にもつながる事業でもあり、商工会議所、敦賀市、地元と、それぞれの立場で話し合ってきた結実でもある。役所任せや他人任せではなく、主役として自分たちの「街づくり」にかかわる時だ。

エネルギー拠点化、駅舎改築、船だまりとメニューは豊富だ。問題は今後との財政負担と費用対効果、まちづくりと、あれもこれもではなく、優先順位をつけて着実に実施に移すことが大事だ。市の財政や将来構想も含め、全体を取りまとめや優先順位をつける作業が大事だ。これは百年の大計でもある。これも焦る必要はない。じっくりと取り組もう。
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