FC2ブログ
恵まれた敦賀市というが・・・・。
Date:2009-0409(Thr)

敦賀市の測候所がなくなり、桜の開花宣言がなくなって久しい。その標準木は笙ノ川沿いの桜。満開だ。満開で思い出すのは息子の誕生日の11日。市立敦賀病院の旧病棟横に桜の木があり、満開だった。当時、ドア一枚の向こう側で女房の悲鳴が聞こえ、外に桜が満開、次男の誕生は懐かしい思い出となっている。今、その息子も就職活動で格闘している。

敦賀市の有効求人倍率は全国でも珍しい高めとはいえ、1.2から悪化にむかっている。3月の敦賀市の人口も数字上は199人の減少。警察、教師などの人事異動が大半とか。一方で、転入が少ないのが気になるとか。就職口が、敦賀の当面の課題でもある。

敦賀市の人口動態の特徴は、団塊の世代が多いことだ。人口が5万人から6万9千まで急速に増加したのが70年代、80年代だ。その頃の団塊の世代の転入が多い。その子供の団塊ジュニアも多いが、その子供が出来ていない。理由は何か、子育て環境か、しっかりと見つめる必要がある。ひとつに所得という。敦賀市も格差社会が目立ち始めた。所得や資産による階層格差、正社員と非正社員、大都市や地方の格差などさまざまな格差が表面化している。

国が支出する公共事業費はピーク時の半分以下にまで落ち込んだ。敦賀市も大きな公共工事は減少しているとはいえ、駅舎、駅西、拠点化、中心市街地活性化と大きなプロジェクトは目白押しだ。国と地方の借金が膨らむ中で、公共事業はまだまだ余裕のある敦賀市。自立に向けて、どう人口を維持し、将来の敦賀を考えるか、私には、まだ答えがない。

恵まれた敦賀市と思っても、人口減少、高齢化は全国平均より大きい。原子力発電の誘致の道を歩み、財政的に、公共工事にも恵まれているにも関わらず、そんな素朴な疑問も感じている。エネルギー拠点化も重要な作業だ。夢物語に終わらせない息の長い、将来構想も重要だ。若狭エネ研、敦賀短大、市民温泉のリラポートといった教訓も多い。

原子力の恩恵をどう結び付けるか、まさに正念場でもある。焦る必要もない。従来発想では、団塊の世代が多い敦賀市は今後、三十数年、介護と医療なので苦しまなければならない。分析と調査、予算の使い方、人口減少に合わせた施策としっかりと見つめておかないといけない。

スポンサーサイト



【2009/04/09】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |