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介護保険も議会運営も走りながら考える姿勢が大事だ。
Date:2009-04-14(Tue)

介護保険10年。自宅での介護も変わった。在宅の家から家へと飛び回る訪問看護師さんが、おばさんだが、白衣は着ていなくとも、私には天使に見える。在宅では患者と介護者が主役であり、お客であることを忘れずに対応する。それもほんの30分から1時間だが、的確にてきぱきと仕事をしていく。その間、介護の悩みも医療相談もすべて、仕事をしながら、答えてくれる。

訪問看護師の仕事は、玄関のあいさつから始まり、本当はその前の患者の情報収集と整理と適切な措置と、計画の段階から仕事は始まっている。しかし、そんなことはおくびにも出さずに、30分や1時間の短い時間に集中する。その間は、患者と介護者のことだけを考えて、ケアを行う。結果として、自然と、深い人間関係ができてくる。

これだけのほんの一例だが、訪問看護師業務が出来、家族は精神的にも肉体的にも支えられている。これも国の介護保険制度に支えられる業だ。1割負担で、敦賀ではないが、家族がどっぷりと介護保険で長期的に助かっている所以だ。

ところで、細野真宏さんの『「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ 』(扶桑社新書) (新書)を立ち読みから買って、一気に読んでしまった。予備校講師の説明はさすがに分かりやすい。

要約すると「国民年金の未納40%は正確ではなく、厚生年金や共済年金の加入者を入れると全体の5%程度に過ぎない」。「未納者は将来に年金をもらうことができない。だから将来的な負担は生じない、これらにより年金制度は破綻はしない。」と理路整然。

「マスコミの間違った報道などが無意味に年金制度を複雑にしている」と指摘する。その通りだろう。ただ、「年金は大丈夫にしても急激な少子高齢化社会の到来で『介護』『医療』の財政危機は深刻」とも指摘している。

また、著者は「消費税0.3%上げるだけで65歳以上医療費1割負担(現状は3割)で済むようになる」とも分析している。長たらしくなったが、介護・医療の費用負担とサービス維持は、利用者には今後の最大の課題だ。制度維持と冷静な分析より、どう持続できるか。末端の市町村の対応も大事だが、国の政治の大きな仕事となる。粘り強い効果的な検討と実行が重要となる。

最後に、昨日は敦賀市議会の議会運営委員会。3月議会から始まった予算決算常任委員会の反省会。走りながら考える姿勢は大事だ。地方議会にもこれがベストという回答がないからだ。今回は議員も疲れたが理事者はそれ以上疲れていた。慣れていないのか、お互いにルールを大事にしながら意見を活発する。

そんな雰囲気が出来つつある。議会がどうチェックを行うか、議会がどう意見提起を行うことができるか、議員から言うことでもないが、敦賀市議会も変わってきた。介護保険制度もそうだが、粘り強くフォローする対応は今後とも大事となる。
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