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精神的な病、自殺予防は、地域づくり、街づくりにつながることだが・・・・。
Date:2009-04-17(Fri)

昨日は、水産卸売市場の竣工式。160人を超える関係者で祝った。魚市場はやはり活気が勝負だ。初売りは22日。先日も駅前の観光案内所にいると、敦賀を訪れる観光客はさかな市場か、魚市場を聞いてくる。これが意外に多いのだ。不況になると釣り人が増えるという説がある。さほど費用がかからず釣果があれば食費が浮くから、趣味と実益を兼ね備えている。しばらくすると、キス釣りのシーズンに入る。天気が良い日なら、船釣りに出掛けるのもいい。そんな季節の到来だ。

釣りは浮世を忘れる。ストレス解消にいいことは確かだ。ところで、十年間で三十万人もの人が自ら命を絶っている。驚くべき事態で、悲惨なことでもある。

新聞情報によると、07年分のデータによると自殺の原因・動機で最も多いのは「うつ病」。二番目が「身体の病気」で、心と体の健康問題が上位を占める。年代別では六十歳以上、五十代、四十代の順に多く、性別では男性が七割だ。

自殺とまではいかなくても精神的な病気の相談を受けることも多くなった。敦賀でも医師に聞くと、うつ病をはじめ精神的な疾患を抱えているケースが増えていることは確かだ。このテーマは、取り上げにくい。おおやけにもできない。相談も受けるが明確な解決策もない。

男性に多いのも気になる。人は家族、友人、健康、人生の目標など、さまざまなつながりや支えを持って生きている。社会経験が豊富な中高年の男性のうつ病も仲間内で多く聞くようになった。育児相談や消費者相談も大事だが、悩みや問題を抱えている人は誰かに伝えたい、聞いてほしいと思っている。一人世帯やお年寄り世帯が多く、増えることが考えられる敦賀市では、こうした人々が気軽に相談できる窓口を、どう充実させるか、私にも回答がない。

医師に聞くと、悩みを打ち明けられたら「ああしろこうしろ」と要求せず、ひたすら相手の言うことを聴くことが重要といわれる。「あなたは大切な存在」と、言葉と態度で伝えることなど、専門家だけでない、相談員が、その悩みを聞くだけでいいとのことだ。本来は家族内でのできることだが、それが難しい時代になっているとも。

職場でも人間関係が薄れ、結果が求められ、この不況だ。地域や家族の「つながり」も希薄になり、一家の大黒柱も相談するところがなくなりつつあるとも医師は語る。助け合いの気持ち、信頼が地域から失われたも確かなようだ。

そうした事情を考えると精神的な病、自殺予防は、地域づくり、街づくりにつながることである。家庭や学校、職場を「風通しのいい」ところにしたい。自分は一人ではないと、きずなを確認できることがとても大事になる。書きながら、相談されたことも書きたいが、書けない。そんなジレンマの課題だ。
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