FC2ブログ
つくることに一生懸命だが・・・。その後は・・。
Date:2009-04-20(Mon)

4月26日(日)に敦賀市中心市街地活性化市民シンポジウムを開催される。「舟溜り地区」を歩いた後、敦賀のまちづくり・賑わいづくりを考えるシンポだ。

この試みは敦賀市では珍しいことだ。まちづくりはどうもトップダウン的なことが多かっただけ歓迎したい。エネルギー拠点化もガイドラインが明らかになった時点でシンポジウムも面白い。

ところで、年度替わりの4月は3月までの各種データが発表される。3月末の敦賀市の人口68,783人。人口減少社会だ。この数字をどうみるかは別だが、あきらかに敦賀市も人口面では峠を超えた。これまでとは違った発想と市民の理解が必要なことは確かだ。市民の税金を使う以上、どう効果的にまちづくりに生かすか、このキャッチボールは重要だ。議会でも議論も重要だ。

これまでの政策は、個別的なことが多く、持続性に欠け、全体との関連、戦略性などに欠けることが多かっただけに、トータル的にものごとを考えるには、この種のシンポジウムは必要だ。

話をデータに戻すが、東京・上野動物園の2008年度入園者は60年ぶりに300万人を割り、約290万人だった。前年度に比べて60万人も減った。パンダ人気で沸いたころは年間760万人を集めたことがある。ピークを過ぎても首都東京の施設として百年を超える開園以来「入園者数日本一」は譲ったことがない。ところが、北海道旭川市の旭山動物園が十数万人差に迫った。近年遠方からも来園者を増やし、08年度も夏までは上野を上回っていた。秋以降の不況で再逆転された。それでも凄い。

敦賀市を訪れる観光客は年間190万人だから、観光客が地方のそれも北海道の一動物園を訪れるのだから、驚異的だ。それも年々、増やしてきた。毎年毎年、工夫の連続だ。それも計画的にはできなにしても工夫を重ね、目標や戦略性があったと聞く。

80年代、動物園への予算は市民の税金をどぶに捨てるようなものと言われたそうだ。知恵の出し方で地方の1施設も大都市のそれに負けないものになる。それも持続的な工夫の連続だ。当たらないときにもこれでもか、と職員が取り組んだとも聞く。

敦賀市のまちづくりは、「一過性のことが多い」「お金があるからハコモノを造るのに一生懸命だが、その後のフォローが・・・」とか、市民の冷やかさが気になるところだ。

粘り強さと工夫が必要なときでもある。何も焦る必要はない。船だまり、魚市場、敦賀酒造、博物館がどう一体化し、これを関連付けるかなどまだまだ工夫も必要だ。駐車場の問題も解決されていない。

エネルギー拠点化も大学、研究所、研修所とメニューはそろったが、どうリンクし、どうまちづくりと関連し、それがどう発展させるか、市民にはほとんど理解されていない。それも各組織バラバラで公表され、市民からは、また箱モノかと皮肉の声も聞こえてくる。若狭湾エネ研をみても市民の遠いところで立案、建設が進み、いまだに市民に遠い存在だ。

全体的な計画、立案、工夫、そして建設、運営と時間をかけた粘り強い作業が必要な時だ。そのためにはシンポジウムや議会での議論が重ねることが重要だ。エネルギー拠点化も2年後であれば、議論を深める時期だ。駅西への公表は、議論を深める一歩でもある。
スポンサーサイト



【2009/04/20】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |