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不況にあたって、大事なことは、・・・。
DAte:2009-04-21(Tue)

今回の不況は、これまでになかった現象が生じている。そのひとつが敦賀市の有効求人倍率の高さだ。不幸中の幸いとは、言えない現象でもある。

全国規模で語ると「風が吹けば桶屋が・・・」のように、今回の不況で自動販売機の売り上げが減っている。今回の不況で、自動車工場や電機メーカーの操業停止や短縮が響いて、生産ラインが止まれば、自販機で飲み物を買う従業員が少なくなるからだとか。

自動販売機の電気使用量は、原子力発電所一基分100万キロワットを超えると聞いたことがある。データと調べたことはないが、一時ウナギ登りだったとか。これも高度成長と自動販売機は連動していた。当然、電力会社の電気販売量は高度成長で伸び、今回の不況でダウンしている。簡単なことだが、日本がいかに製造業に依存しているかが伺える。

代わりに売れているのが水筒と弁当箱。都会のデパートでは、弁当箱を集めたコーナーの売れ行きが好調だとか。平和堂でも、さまざまな形や色の水筒が並ぶ。何か不思議な現象だ。

給料が増えない中で支出をどう抑えるか。サラリーマンの知恵の絞りどころでもある。市役所の臨時職員、フリーターが増える中で、生活防衛は、相当苦労しているらしい。

敦賀市のユニクロも休日にはなぜか車が多くなる。企業も消費者の節約志向に対応したところが業績を伸ばしている。高機能・低価格が売り物のユニクロを展開するファーストリテイリングは2月期決算で過去最高益を記録した。造れば売れる時代から、工夫と知恵で「お得感」をいかにアピールできるかが商売の鍵のようだ。

一方、敦賀市でも駅前のふれあい市で、リサイクルショップが売れないようで売れているとか。庶民の生活防衛はあらゆる場面に及んでいる。女房に聞いた話だが、古い流行遅れの服を「お直し」に出す人も増えているとか。

話を北海道に変える。北海道の夕張市のお隣の市、三笠市で三年前から学校給食の無料化に踏み切っている。小林市長が教育長から市長選に出る際に教育費の軽減を公約でもあった。夕張市と同じく炭坑の町だったが、二十年前に閉山。かつて十万人近くあった人口は約一万千人に激減。

市職員の給与を引き下げ、職員数も6割削減するなど、徹底的な行財政改革。敬老祝い金や福祉バスなど高齢者福祉事業の一部カットも提案。年間1200万円の給食費を生み出した。高齢化率は41%、孫にために祝い金も我慢しての結果だ。これには議会も了解した。給食費の無料化がいいとは思わないが、自治体が独自で、多くのことを我慢して選択をした。

長々、書きすすめたのも、優先順位とあれもこれもから、「これだけは」との時代の到来であること確かだ。現在、敦賀市はあれもこれもという要素と知恵と工夫が足らないことが多い。行き当たりばったりではすまされない時代だ。

それもこの不況下で、高齢化社会で、何を優先させるか、失敗が許されない、工夫と知恵が必要な時代だ。議会でも議論もまだまだだ。JR駅舎、中心市街地活性化、エネルギー拠点化とあれもこれもではなく、時間をかけた選択と集中の時代でもある。人口減少社会、孫につけを残すことのないような慎重さと大胆さと、さらに工夫と知恵が必要な時代でもある。
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