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将来への投資と社会保障費の伸び
Date:2009-07ー07(Tue)

昨日は、午前中、議会の敦賀駅周辺整備調査特別委員会。6月議会で設置が決まり、特別委員会の初日。委員長、副委員長を選出した後、委員会の進め方を議論した。月並みだが、共通認識の醸成、現状を聞くところから始める。9月議会にも駅舎改築の予算案が提出されることが考えられ、9月までの集中的な議論が大切になる。

駅は敦賀市民にとって、もっとも利用する施設でもある。公共施設とも言える場所だが、所有者は民間のJR西日本。ここにこの問題の難しさがある。どこまでが公共性か、どこまでが民間の施設か。基本的には、所有者の意向を尊重せざるをえない。長期的なスパンでの改築も予想され、早期に実施すべきバリアフリー化と駅長室から改札口までの改築など、市税と絡むだけに真剣な議論が必要なことは言うまでもない。

バリアフリーでもエレベーターだけの設置か、エスカレータも合わせて設置するのか、これにも市税負担が伴うだけに議論を尽くしたい。私は基本的には、将来の敦賀駅の姿が、市民の納得できるもので禍根を残さない改築としたいと考えている。私が市民から伺う限り、バリアフリー化は、エレベーターの設置ともに、エスカレータは同時期の設置すべきものであるとの意見を多数いただた。

また、合わせて駅西再整備で予想される研究所、連携大学、さらには商業施設をどうするのか、議会としてもまちづくりで議論する場をはじめてつくったともいえる特別委員会だ。前向きな議論になるよう私も努力したい。

話をがらりと変えるが、駅は、人生のドラマとなる場所でもある。私がはじめて敦賀に訪れた場所も敦賀駅だ。今でもはっきりと覚えている。それから何度、利用したことか。誰もが、故郷を連想する場所は駅だ。

私も高松駅と連絡船は、その懐かしい光景は、すぐに瞼に浮かぶ。ただ、現在の新しくなった高松駅ではない。連絡船もなくなり、帰郷しても故郷とはほど遠い存在になっている。効率的で利便性の高くなった駅、周辺もかつてのごちゃごちゃ感はない。すっきりとした風景だ。人間とは勝手なもので、どこか違った街に来たのかと思うほどだ。駅はそれぞれに思いがあるだけに、まとまりが難しい場所だ。それだけに特別委員会13人の議論は大切と思っている。

昼からは国民健康保険運営審議会。3月議会で国民健康保険税の税改正が条例で可決され、その結果、軽減世帯の増加や収支の改善が見込みも報告されたが、一方で、平成20年度収納率は83.99%(19年度87.99%)とダウンしたとの報告もあった。原因は、優良納税者である後期高齢者(75歳以上)が、国民健康保険収入から離脱したためだ。

「私は後期高齢者」と語るほど、巷では定着はしたが、医療制度の対象は75歳以上で、年で健康を色分けするようだと、相変わらず評判は良くない。その後期高齢者の2008年度の医療費が11兆円を超え、国民全体の3分の1を占めたという。複雑な気分だ。

国民健康保険の市の特別会計収支は、一時的には改善したが、根本的な解決策になっていない。一般会計からの持ち出しは改善されたが、それも一時的で、また増加することは、目に見えている。その上、収納率の悪化も目立ってきた。まさにイタチごっこの時代だ。

敦賀市の財政運営で将来への投資も必要だが、社会保障費の増大(敦賀市も毎年年率5%程度伸びる)も手当しなければならない複雑な難しい時代だ。バランスの議論が大切となる。
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