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ごみ問題の市税回収が実務段階まで進んだ・・・。
Date:2009-07-17(Fri)

昨日は、元市議の増田正得(まさのり)さんの葬儀。旧民社党の議員の数少ないOBの大先輩。私がごみ問題で悩んでいる時も「信念でやりなさい。応援しているから」と、笑顔で声をかけてくれたことが、いまでも忘れられない。晩年は西公民館で子供たちに将棋を教えていたとか。ご冥福をお祈りします。

話は変わるが、笑顔と言えば忘れられない政治家がいる。父より12歳年下で教え子、父は「笑顔が可愛かった」と自慢話で何度も語っていた。親父に免じて許していただきたい。誰あろう「讃岐の鈍牛」「アーウー宰相」と称された大平正芳元総理。故郷の香川県の唯一の政治家でもある。父はいつも「苦学生だった」と強調する。高松にいたときも、奨学金をもらっての学生だったとか。恐縮だが、戦前の話だ。

話を飛ばすが、歴史にも記憶にも残る衆院解散がある。80年5月の「ハプニング解散」。大平首相は窮地で、衆院を解散し、史上初の衆参同日選挙を断行した。それだけでも十分に歴史に残るが、大平さんは参院選の公示日に病に倒れ、同日選の真っ最中に亡くなった。同日選は、内部抗争で分裂していた自民党にとって、弔い合戦の様相を帯び、にわかに結束を固めた同党が圧勝した。権力闘争で、人間的でもある選挙。何がおこるかわからないのが選挙だ。

それでも、大蔵省出身の大平首相が唱えた政策の一つに消費税導入。前年79年の衆議選で過半数割れの惨敗。有権者に反発を受ける政策を掲げては選挙に勝てないが、政治家に求められるのは、揺るぎない政見を持つことであると思っている。少なくとも小手先の集票策に踊らされるほど有権者は愚かではないことも事実だ。

話を戻したいが、昨日、樫曲のごみ処分場にごみを違法に持ち込んだ全国各地の自治体の一部が東京で協議した。NHKの報道によれば、「負担に応じるという歩み寄りを見せた上で、負担額の見直しを前提とした協議の場を設けるよう福井県と敦賀市に申し入れることで合意した」とか。

敦賀市は、ごみを持ち込んだ全国の自治体や団体に対し、工事で市が支払う額の3分の2にあたる約14億円を持ち込んだ量に応じて負担するよう求めていた。これに対し、12の自治体などが「費用負担については法的根拠がなく応じられない」として反発。

昨年、環境大臣への市の担当部長(当時)や公明党の高野議員の働きかけで、河瀬市長との懇談が実現。平行線が一転。環境省の後押しが大きかった。

協議会の会合は、非公開で行われたが、費用負担を柔軟というか、「ごみを持ち込んだ責任はあり支払いには応じる」と歩み寄るとの報道もあった。評価したいのは、この協議会が、福井県と敦賀市に対し負担額の見直しなどを話し合う協議の場の設置を求めることでほぼ合意に達したというもの。

法律では、「排出者責任」と明記されているものの、支払責任など明文化されたいない。従来から道義的な責任にとどまっていたものが、実務的な段階までこぎつけたと受け止め、評価したい。敦賀のごみ問題で何か動きがある時は、そのとき、その場で、県や市の職員や環境省、旧厚生省の官僚が動いている。それを手助けするかのように政治家も動いている。総合力でいい方向に回り始めた成果でもある。時間をかけてもいいが、大事な市税の回収作業でもある。じっくりと見守りたい。

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