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ターニングポイント・・・。
Date:2009-07-20(Mon)

4年前の衆議院選挙が決まった当時、私は民主党に有利と思っていた。ところが、小泉劇場の始まりから、あれよあれよと、選挙戦前夜には民主党福井県連の事務所には批判の電話が相次ぎ、終盤には都市部はほぼ全滅と、世論調査が結果も厳しかった。現実、その通りとなった。8月のどこかでターニングポイントがあった。それから4年。

いよいよ、麻生首相は明日、午後に衆院解散に踏み切る。8月18日公示-30日投開票、郵政選挙以来ほぼ4年ぶりの政治決戦が事実上スタートする。支持率低迷に苦しむ自民と、追い風に乗る民主の二大政党が激突する構図は、残る40日でどうなるのか。自民党内のごたごたは収束だろうか。「乱」と呼ぶほどの派手な火の手もない。反麻生派の気迫も乏しい。政界全体の「大乱」に発展するか。自民党のドンと呼ばれた金丸信は「平時の羽田、乱世の小沢、大乱世の梶山」と答えた。大乱世の梶山氏は世にない。「奇人、変人、凡人」の小泉元首相も去る。

ほんとの意味での二大政党激突か。大乱か、この福井県第三選挙区の両陣営の事務所もほぼ決まり、事実上、選挙戦が始まる。政治のターニングポイントになるか。

昨日は、敦賀港で敦賀海洋少年団が主催するカッターレースを楽しんだ。外航船員の日本人で船員手帳を保有する人数が既に4000人を下回って久しい。2千600人ほどとか。これもひとつのターニングポイントがあった。船員数は私が学生の頃、昭和49年ころがピークで28万人ほどいたとか。ところが現在では8万人ほどとか。

本来、船員養成は、船の実習が伴うだけに金がかかる。各県が行う水産教育とは違い、国が行うもの。そのために、航海訓練所がある。船舶数も船員数も昭和49年ころをピークに右肩下がりを演じた。かつての運輸行政の結果でもある。海洋日本といっても、その力は日本にはない。エネルギーや食料と同様、海外依存度が高い分野になってしまった。ちなみに中国の船員数は、155万人と世界一。かつての英国、日本の比ではない。

私も訓練を受けた航海訓練所の運営が、独立行政化し、その存続さえ問題になっている。日本人船員の養成は、国力ともつながり、不可欠な存在といっても、財源問題から世論は弱い。

私が商船大学在学中は青臭いが、まだ海のロマンが大いに語られる時代。航海訓練を通じて得られる無形の財産は何物にも代えがたい,と信じているのは古いのか。

一方、日本海洋少年団連盟は、海洋国日本の次代の担い手である全国の少年少女たちに、「海に親しみ、海に学び、海にきたえること」をモットーとして、昭和26年に設立された社会教育団体。敦賀の海洋少年団も昭和27年に結成され、多い時で100人を超えた時代もあった。現在は10名ほどの細々と運営を行っている。

海洋少年団のホームページは「昨今は青少年が対象となる犯罪や被害が増え、その原因は社会規範の緩みや心の荒廃にあると。考えられます。自己中心の考え・行動の多いと言われる現代の子どもたちに、人間性や社会性を養う体験の場を提供することは、我々大人たちに与えられた課題であり、未来を託す子どもたちへの義務であると考え、今後とも海を拠点とした活動をさらに進展させてまいります。」と、今の社会に必要なことだ。

カッターは日本語で救命艇。何も速度を争うものではないが、海の自然を知る上で、まず危険から学び、どう対処するか、その基本がカッターであったと記憶する。昨日は、アルコール抜きのレースとなった。飲酒運転は海上でも厳しくなった。安全は何よりも優先だが、レースは運航と違う。あくまでも自己責任の世界だ。カッターレースには、協議も大事だが、楽しみも大事だ。

これまで私も何度も経験したが、規則規則で、余裕がなくなった環境は、いずれ消滅していく。サマーフェスティバルも昨年の事故で終わった。敦賀のボランティアや市民活動の発祥の場でもあった。来年で15周年を迎える敦賀湾でのカッターレースもひとつの節目をむかえるような気がしてならない。飲酒禁止が、最後のターニングポイントにならないように思いたいが・・・。
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