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敦賀駅改築の難しさ・・・。
Date:2009-07-22(Wed)

いよいよ衆院も解散した。1カ月後には公示となる。東京都議選に現れた民主党の勢いは強すぎる。強いというより自民党は弱いというか、昨日の両院懇談会も茶番的なにおいが漂う。表面的なムードであっていいはずがない。党にあっては、国民の生命の安全を守ることが第一で、安心して暮らせるようにする責任がある。人物にあっては、ある程度の識見が求められるし、高潔であるかどうかが大事だ。弁舌巧みであることが優秀な政治家の条件ではあるが、その中身が問題となる。いずれも中身だ。

そこで、中身、私もマニフェスト選挙となるか、正念場と思っている。英語で「manifesto」。日本語で、「政権公約」と訳される。ラテン語から派生したイタリア語で、もともとの意味は宣言や声明。私も正直、間違えた。何かの折、末尾に「o」が付けなかったことあった。通常、「o」つけない「manifest」は「積み荷目録」や「乗客名簿」、ごみ問題が染みついたのか廃棄物の産業廃棄物管理票もこれにあたる。こちらもラテン語から派生した英語。敦賀のごみ問題のせいか、これが頭にしみついていた。

事実上、40日もない衆院選に動きだした。自民党は政権公約をまとめなければならない。将来の消費税率の引き上げを公約に盛り込むことには、党内に異論が残っている。年金や医療制度などの社会保障改革は待ったなしだ。民主党が主要政策のポイント解説集には、月額2万6000円の子ども手当、高校授業料の無償化、高速道路無料化、ガソリン税などの暫定税率廃止、農業の戸別所得補償制度の創設などの目玉施策が列挙。

実施するのに必要な財源は16兆8000億円と見込み、無駄遣いの削減で9兆1000億円、埋蔵金の活用で4兆3000億円ひねり出すなどとしている。党員でありながら、正直、まだ納得が出来ていない。中身のある実効性のある政権公約こと「manifesto」を期待したい。

昨日は、敦賀駅周辺整備調査特別委員会。夏が終わった9月定例議会で、JR敦賀駅舎改築に関する補正予算案が提出予定だが、まだ詳細がJR西日本などとの調整が必要ということで決まっていない。いまだに3年前のというか、敦賀駅2代目のイメージで改築と、今回補正で提案されようとしている改築案との違いがあまりにもあり過ぎるだけに納得できていない。新幹線問題が浮上したからとJR西日本の合意から拒否といった過程も納得できていない。

JR西日本は、新幹線が明らかになるまで、駅舎の改札口から駅長室まで、駅構内のバリアフリーを除いて、改築はしないというもの。改築の構想に数年、議論を重ねてきただけに、中途半端な駅になるのが気になる。

駅は公共性の高い施設であり、住民の共有財産ともいえる存在。官民が協力し行う事業、民に官が絡むものとなれば、十分、相手側に意を尽くし、敦賀駅舎全体の最終的な改築を時間的なものは、しかたないにしても、市が単独で行うべきものでもない、あくまでも敦賀駅はJR西日本のものであり、行政は、当然、制約を受ける。

鉄道事業者という公共性のある組織への対応は、もと、国鉄であり、監督官庁が国土交通省であり許認可権など、敦賀市としては難しい対応が今後も予想される。

昨日の特別委員会の詳細は、JR西日本などとの交渉中だけにお許しいただきたい。昨日、ある60歳を超えた方のメールがあった。お許しを得て書く。「敦賀駅は私にとって、親しみのある身近な施設、ホーム、通路、改札と昔と変わらないところに、敦賀を感じます。何の不便も感じたこともありません。(中略)改築に敦賀市が金を出すのは、私は慎重であるべきだと思います。(中略)ただ、バリアフリーのトイレ、手すり、エスカレーターは必要と感じていますが(後略)」と、今の敦賀駅をこよなく愛し、子供時代の思い出を語っている。

確かに敦賀駅への思いはそれぞれ違うのだろう。私も新しくなった故郷の駅には愛着はない。そうは言っても、これからの子どもたちや市民に残すべきものは、しっかりとした公共性のあるものは、耐震も含め百年の大計でもあることは確かだ。

補正予算案として敦賀駅の一部改築の提案があり、バリアフリー化や通路、エレベーター、など現実的な提案があるものと推察される。わずか7万の町、一日6000人が利用する駅だが、バリヤフリー化を補助のないエスカレーターの設置も考える必要がある。これまでも、敦賀市も難しい交渉の中で試行錯誤を繰り返した結果が提案されるものと思われる。

敦賀駅舎改築は、大げさに言えば、敦賀市百年の大計でもあり、外観も大事だが、中身がもっと大事だ。JR西日本などとも時間的な継続性と将来性のある提案を期待したい。議員にも説明責任が求められることは必定だ。それだけに、慎重にそれでも決断も必要にも思う。全容が明らかになった時点でご報告したい。
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