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自然エネルギーの難しさ・・・。
Date:2009-07-27(Mon)

自転車を早朝、走らせても蒸し暑い。朝は、町内の祭り準備。昼は、街頭演説。夜は書類作成と時間が流れた。

気持ちはようやく、天下分け目の夏の陣が、いよいよ始まった。そう割り切りたいが、不安な期間でもある。来月30日投票の総選挙だ。かつてない炎天下の長丁場、さてどんなドラマが生まれるのか。文字通り政権選択の時が来た、そんな雰囲気だ。

民主党も今日、マニフェストを公表する。どれだけ具体的に国のあり様が国民に説明できるか、私もまだ定かではない。人口減少、財政縮小のなかで、縮む暮らしから明日を開く場へ、本当に難しい時代だ。選ぶ側の1票が重い夏だ。

この中で、経済産業省は、電力会社が家庭や学校などの太陽光発電の余剰電力を買い取る際の費用を全世帯の電気料金に上乗せする新制度案の概要を示した。

自然エネルギーの活用は、地球環境に負荷をかけないうえ、雇用創出や産業育成につながる景気浮揚策としても注目されている。その代表格である太陽光発電には将来を見据えて積極的に取り組むべきかだいであることは確かだが、総論賛成、各論が難しいのが現実だ。敦賀での風力発電所の設置も難しい局面を迎えている。環境に対する一つひとつの丁寧さ、地元への説明が、原子力発電を経験している市民にはなんとも心もとない。

太陽光発電も難しい。発電設備を設置していない家庭からも料金を徴収する今回の案は、負担の不公平感を助長しかねない側面を持つ。新制度案は、各世帯の電力の使用量に応じ、買い取り費用を「太陽光サーチャージ」として電気料金に上乗せする仕組みだ。2010年4月から上乗せを開始する。その額は11年度は標準家庭で1カ月当たり30円程度、15年度には最大で100円程度になる見通しだ。

ドイツでは、この電気料金値上げが問題になっている。きれいごとではない。温室効果ガス排出量の05年比15%減とする中期目標、設定の柱が太陽光発電だ。設備の設置数を20年に現在の20倍程度に増やす目標も大きい。住宅用太陽光発電への補助制度を設け、人気も上々だが、補助金にも限界がある。

また、電力会社にとっても太陽光発電は天候によって発電量が大きく左右され、ある一面では、現実受け入れがたい制度でもある。大きくなれば、天気によって不安定な電力は周波数や電圧に悪影響を及ぼす。細長い日本列島では、専門用語になるが、系統連携が難しい。未知の事態で起きる技術的な問題もある。20%と数字であげるには簡単だが、大きくなればなるほど、補完電源や難しい課題も生じる。これらのコストも将来の負担に跳ね返ってくる。すべてがばら色でもない。

原子力、火力、太陽、風力、どれも、難しい課題の中で、エネルギーを使っている。エネルギーの町、敦賀での選択も難しい。

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【2009/07/27】 | ページトップ↑
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