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祝!敦賀気比
Date:2009-07-29(Wed)

高校野球選、敦賀気比が5―4で北陸にサヨナラ勝ちし、5度目の夏の甲子園出場を決めた。春夏通算では7度目となる。もはや伝統と言ってもいい。議会では補助金のあり方が、議論となったことがある。他のスポーツやブラスバンドなどは一定の枠があるが、高校野球は別格となる。かたいことを言えば、公平性の観点で問題があろうが、高校野球というまさに文化というか、伝統は別格であってもいいと思う。

景気浮揚を図り、雇用や生活を安定させることは政治や行政の最優先課題であろう。仕事がなく、健康など生活にままならぬ人たちの前に、教育、文化予算は、少し我慢することの優先順位は必要だ。

だからといって教育や文化の果たす役割を軽視していいとはならない。昨日のシーリングの話ではないが、市の教育予算はほぼ10%という枠組みの中である。小泉元首相の「米百俵」の精神ではないが、教育は大事な分野だ。

教育、文化の効果は、短時間では分からない。高校野球の人気の背景は、それだけの教育効果と郷土愛というか、ふるくさいという感覚かもしれないが、大事なことだ。安全安心が声高に叫ばれるのは、私は、核となる文化や伝統が薄れつつあるため不安が広がっていることの裏返しと思っている。

敦賀市も税収の落ち込みで、教育や文化予算も微妙というか、削減の方向にある。ただ、伝統や文化尊重の心まで失ってはなるまい。高校野球はそんな分野だ。そのとき、そのときで、強烈な印象が残るのも高校野球だ。

話を政治に変えると、近ごろの政界で、記憶に残る政治家と考えてもなかなか思い浮かばない。その分、小泉元首相は個性もその後の痛みも申し分ない。小泉元首相の「痛みが伴う改革・・・」という言葉が印象強い。昨日の区長と議員の懇談会でも、ある区長さんから「民主党の政策は、国民にいい政策だが・・・、それだけに不安になる」と、率直な意見があった。

小泉元首相の「痛みが伴う改革」という言葉は、どこかで私も納得していた。結果は、相当な痛みだが、言行一致の首相といってもいいのではないか。小泉首相の郵政選挙もそうだが、その検証が言葉だけで十分ではない。マニフェストはその検証も含め、選挙後の方が、より重要な意味を持つのではないか。

小泉政権以来の構造改革についてまず総括し、どう転換するのか説明すべきだろう。説明もないまま自民党の「安心社会実現」と言われても、格差を拡大し、社会保障費抑制などで国民の不安を増したのは構造改革ではなかったのか。

衆院選に向けた動きが活発になってきた。民主党はズバリ「政権交代」を主張している。民主党は一昨日、マニフェスト(政権公約)を発表した。自民党も31日、発表する。気になるのは、マニフェストが定着してかなりの年数が経つのに選挙が終わると、その言葉自体、潮が引くように聞かれなくなる。一方、選挙向けに作成するため、ばらまき政策には熱心でも国民負担の問題となると、どうしても逃げ腰になる。

国の借金財政や将来の社会保障費の増大を考えれば避けては通れない。国の借金は846兆円(2008年度末現在)に上る。経済不況で税収の落ち込みは深刻なはずだ。巨額の借金はこれまでの政権がつくったものとはいえ、財源の手当てが甘ければ、やがて行き詰まる。

私も民主党員として政権交代という旗を掲げて頑張るが、民主党も自民党も、国民に耳ざわりのいい言葉ばかりがならぶ。改革は必ず、痛みが伴うことを忘れてはいけない。痛みは必ず、弱いところから始まる。また、文化、伝統もこだわりも必要だろう。

とにもかくにも率直に「祝!敦賀気比」
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