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「協働」というが・・・・・・桃栗三年、柿八年
Date:2008-02-05(Tue)

中日新聞によると『県民生協ハーツつるが店が昨年10月に踏み切ったレジ袋の有料化(1枚5円)が、期待通りの成果を挙げている。』という記事が目にとまった。

『敦賀市消費者連絡協議会の提案を受け、昨年7月にハーツつるが店での有料化を決めたところ、持参率がゆっくり上昇。有料化に切り替わった10月以降は持参率が85%を超え、同店では「苦情や売り上げの落ち込みはなく、将来的に他店舗でも導入を検討したい」としている。』と着実に成果をあげている。
 
これは、市民の消費者連絡協議会の呼びかけに事業者である県民生協つるが店が協働作業で、成果をあげたモデルケースといえよう。関係者の努力に敬意を表したい。

ところで、「協働」という言葉をよく耳にするようになった。自分たちの町の問題を行政と市民、企業が協力して解決していく。市民ニーズの多様化などを背景に、少し前までは行政の仕事と思われていたまちづくりも、今や市民の力なしには立ちゆかなくなっている。

しかし、まだまだ生まれたての概念だ。行政と対等に渡り合えるノウハウや体力を持った市民活動団体は少なく、行政側もパートナーとなる団体の資質を図りかねている。といったところが本当のところではないか。

特定非営利活動促進法(NPO法)が成立して今年でちょうど10年。全国のNPOは3万を超え、敦賀市は十数団体が登録。法人化していない団体も含めるとその数は、つかみ切れていないのではないか。市民活動の層はこの10年でぐっと厚いものになっている。

私も2,3のグループの立ち上げや運営に協力しているが、それぞれが仕事を持ち、目的意識だけでは壁にぶち当たること多く、なんとなくとか、世相とか、資金とか、理由にしてそのままという状態が多いのが気になっている。

いずれにしても、そこに蓄積された市民の知恵をいかに将来のまちづくりに生かすか。壁にぶつかったゆるみ、けだるさ、痛みを力に変える気骨ある民と、そのコブに潜む力をがっちり受け止める懐を持った官との強力なパートナーシップに期待するばかりだ。期待ばかりではと、怒られそうだが、「お任せ行政」的な雰囲気をどう変えていくか。私も含め期待だけではすまない大きな壁を越えなければならないとも思っている。

昨年年6月、敦賀市も「男女共同参画課」を「市民協働課」に名称が変更。議会でも名称に関する議論はあったが、市民協働課は、市民と行政のパートナーシップによる「協働によるまちづくり」を目指し、男女共同参画社会の推進と社会貢献活動やNPO活動の支援を両輪とし、協働活動の更なる活性化を推進という大きな目的がある。

かた苦しくなるが、「協働」という言葉を実践の中で、自らも考えてみたい。「桃栗三年、柿八年」「石の上にも三年」、この分野は、奥が深く、これからの行政のあやゆる分野で言葉として出てくる。行政の重要な視点でもある。大上段に構える必要もないが、粘り強く、考えながら行動という作業が伴う。関係者の意識改革と努力も必要だ。



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