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季節の移ろい
気比さん祭りも終わり、議会も終わり、10月になってみて、季節のよさと移ろいを感じている。

秋本番である。スポーツや芸術、読書に行楽、さらに実りと食欲。秋に冠する言葉は多い。この時期は、何をしても快適な時期だ。山登りもよし、散歩するのもよし、自転車を走らせるのもよし。
お勧めは、敦賀の山から滋賀県のマキノへ抜ける道だ。紅葉も見事だが、滝や渓流とのコントラストもいい。ただ、欠かせないのが帽子だ。雑木林の中を通ったおり、クリの毬(イガ)の直撃を受ける恐れがある。坊主頭にはなおさらだ。頭が薄くなって感ずるのは頭髪の重要性だ。これも遺伝かとあきらめるが、楽しみでもリスクはつきもの。しっかりと防衛というか、リスク管理も重要だ。

一方で、季節の移ろい、衣替え。厳しい冬を意識し始めるころでもある。夕暮れはまさに「つるべ落とし」的に早い。朝晩もめっきり冷え込んできた。夏の天候不順の影響で、今季は紅葉が早いとか。灯油価格も最近は値動きが安定しているとはいえ、今後の動向が気に掛かる。円高も気になる。敦賀の経済も国や世界と連動している。これにもリスク管理が必要だ。

土木建築業の公共事業の目減りはどこでもそうだが、中小企業が多いだけに相当こたえている。政治の世界で、亀井静香金融相の言動は注目だ。中小企業の債務の返済猶予制度「亀井構想」がどこに行き着くか、定まらない。不透明。とはいっても中小企業対策は喫緊の課題だ。

中小企業の浮沈は地域経済、とりわけ雇用問題、さらには、人口問題にも絡む。全国的に、来春高校卒業予定者の求人は前年のほぼ半分という惨憺たる状況で、逆に、敦賀も若者のフリーターが増加している。福井県から出される商業統計、工業統計をみても、電力関係以外の事業所数の減少、雇用数の減少が目立つ。

逆に原子力発電所による電力依存傾向が強くなっているとの証でもある。電力の街、敦賀という表現はいいのだが、依存傾向が強くなると、雇用面で一定の歯止めになるものの、それだけでは、街の活気や次への発展につなげるのか、との懸念である。

例をあげると、おおい町、高浜町、美浜町は、原子力発電所とともに、雇用も人口も事業所数も伸ばし、依存傾向を強め、雇用維持には相当の歯止めになっている。ただ、最近の事業所数減少、雇用数の減少は、公共工事と密接に関係し、少子高齢化に伴い人口減少も、全国の地方の町とそれほど変わらない減少傾向を強めている。

新潟県柏崎市は、原子力発電所もあれば自動車部品の工場もあるといった典型的な産業の町。ところが、地震と今回の不況で街の経済がどん底状態。地震対策で多少の息つきはあるが、かつての活力と雇用、税収、人口の減少にどう歯止めをかけるかが大きな課題だ。

敦賀市の話を戻すと、今回の中心市街地活性化政策は、そのための歯止め方策でもあるが、一方で土木建築的発想も強く、雇用、人口、活力減少に根本的な対策になるのか、私はまだ答えを見出していない。

今後、始める敦賀3,4号の工事は、あまりにも大きいだけに、街の一時的な活力、バブル的な景気になるが、一方で、落ち込みも大きい。それだけに、目を奪われ、酔ってしまうと、その後の敦賀市をどう活力を取り戻し、どう発展させようかという長期的な視点がなくなるような気がしてならない。リスク管理とは違うが、祭の後にならないよう冷静に客観的に敦賀市をとらえたいが・・・・。
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【2009/10/02】 | ページトップ↑
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