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年間90万円(矢祭町議会議員)で議会活動がと思うのだが、・・・。
Date:2008-02-09(Sat)

福島県の矢祭町議会決意宣言「町民とともに立たん」を読むと良し悪しよりも、その意気込みのすごさを感じる。
『矢祭町議会は平成13年10月31日、議員提案により、「合併しない矢祭町宣言」を全国に先駆けて全会一致で議決した。町の羅針盤を高らかに宣言したこの檄文は、全国の地方自治体への励ましとなり、目標となり続けている。そして今、我々矢祭町議員は自身の報酬を日当制にすることを決意した。連綿と続く議員報酬のあり方を根幹から変える決断を、我々は悠々として超然と、そして敢然として断行する。』と、こんな宣言文を見たことはない。

中略して、中段へと進めると、『報酬を日当制に変更するという大胆な決断によって、すべての地方議員に対して、自身の立ち位置とあるべき姿を改めて問い直し、警鐘を乱打するものである。我々矢祭町議は、町民とともに立たんの決意をここに宣言する。今、議員たるのその原点に帰る。』と。特に「警鐘を乱打」と言うあたりは生意気ともとれるが真剣そのものだ。

さらに、『今、日本の国全体に暗雲が立ちこめている。それは、指導者が国民の立場に立っておらず、自分本位の判断に終始しているからにほかならない。このことは国民にとって非常に辛いことだ。』と、日本全体に挑戦的な文章を突き付けている。

ここは言い過ぎかもしれないが、『日当制は実費支給が原則であるから、町民の目からも透明度が高く、議員活動に対する対価という意味合いがより厳格化される。これによって、議員の活動状況も分かりやすく、評価もしやすくなる。』と。日当制の正当さをぶち上げている。

 「合併しない宣言」以来、全国に挑戦し、矢祭町議は議会改革に全精力を傾けてきた。平成14年7月4日、議員定数を18人から一挙に8人減らし、10人にした。「一寸の虫にも五分の魂」とも言うべき行動だ。身を切っても自立する。

前代未聞の報酬の日当制の額、「げすのかんぐり」とも、そのことだけでも恥ずかしくなる。あえて言うと、その額、1日3万円。何もしなくても年間約330万円受け取れたのが、本会議や委員会に出席した時のみ支給されるようになる。年間30日程度の出席を見込んで年間90万円。10人で900万円。総額人件費「年間3500万円」から考えると2600万円が浮く。市レベルではなり手がいなくなると言いたいが、その志と意気込みには圧倒された。その行く末をを見守るしかないとの心境だ。議会人として、コメントの余地がないが、考えさせられる行動、実践だ。各地方議会に波紋を及ぼすことは、確かだ。
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