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すべてまるくおさまりますように・・・・。
Date:2010-01-02(Sat)

今年は喪中につき、失礼ながら新年の挨拶はひかえる。旧年中はお世話になりました。本年もできるだけ、毎日、率直に思いを書き続けますので、ご意見を頂ければ、励みになります。

我が家のお正月は、真丸あんころ餅に白みそのお雑煮(四国讃岐の雑煮)を食べて、「寅さん」の映画を観に行くのが定番だった。真丸は「すべてまるくおさまりますように」とのおまじない。母親に何度、聞かされたか。

「わたくし生まれも育ちも葛飾柴又です。姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」の口上と書くか、厚情と書くかは別にして安らぎ系で楽しい。「さくら」「よっタコ社長」と、言葉も気が和む。「労働者諸君」の言葉もいい。気がつけば、すべての寅さん映画をビデオも含め観ていた。映画館では笑いのシーンで皆が共通にどーっと館内に笑いと福が訪れる。何か幸せな気分で映画館を出ることができた。ローカルのシーンは、それぞれに郷愁と懐かしみを感じる。四国のシーン、福井のシーンもそれぞれにいい。

「商売繁盛も学業就職成就もぜーんぶ面倒見ちゃう。寅年の幸せはこの寅におまかせ・・・・。」との声が聞こえてきそうだ。風に誘われ、ある日ふらっと葛飾柴又を出て行ったフーテンの寅さんの正月風景はぴったりだ。

「小生、相も変わらず青い鳥を求めての旅暮らし・・・」と、「正月だからといって、ぬくぬくこたつにあたってては、おてんとうさまの罰が当たるよ」と、さとされそうなご時世だ。

よく言った「貧しいねェ」の言葉というか、ジョークも通じそうにないご時世だ。癒やし系寅さんの奔放な行動と憎まれ口は、なぜか、いまの世にあうような気がする。

「男はつらいよ」は肉食系か、草食系は別にしても、世渡りが下手ながらも、家族とのコミュニケーションが下手ながらも、寅さんは、世渡りというか、楽しく暮らすすべを知っていた。

わが家も携帯家族ながらも一年に一度、旅の空で集まり、それぞれに散っていく。「そこが渡世人のつれえところよ」とそれぞれのうたい文句が通常化しそうな家族になったが、それでも一年頑張ろう・・。

トラ年のイメージは、元気で獰猛なところもつきまとうが、白川文字ではないが、「寅」の文字には曲がっている矢を直し、真っすぐ伸ばすという意が含まれるとか。寅さんにあやかって、できるかどうかは・・・、真っすぐな気持ちで一年を送ることとしよう。もちろん、寅さんと同じような柴又の人情という薬味を添えて・・・。
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