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成人式に思う景気、雇用、成長戦略・・・。
Date:2010-01-11(Mon)

昨日は町内会、成人式と市内の行事が多かった。敦賀市内730名が新成人となった。振袖姿の新成人は親もそうだが、はた目にも微笑ましい。昨年よりは増えたが徐々に減少傾向が続く。ところで、正式の「成人の日」は本日。しかし、福井県内もそうだが、敦賀市など大半の自治体の式典が終了した。理由は、連休最終日の式典が、仕事や学校の関係で帰敦する新成人には難しく、不人気が理由とか。

長くなじまれてきた15日を10月の「体育の日」とともに第2月曜日に移したのが2000年。いわゆるハッピーマンデーだ。3連休にすることでレジャー機会を増やし、消費の拡大を図る狙いだった。民主党は、当時、野党として、7月の海の日、9月の敬老の日もハッピーマンデーにするよう主張していたが、古いのか、私は賛成ではない。

3連休は魅力だが、正月明けの3連休はさほどありがたみが少ない。時々の景気動向だけで、祝日をこうも簡単に動かしてよいものかどうかとの疑問だ。成人の日は、それほどにないにしても「体育の日」は東京オリンピック開催日だけ、いまだに、私は賛成しかねる。祝日が文化や歴史に深く根を下ろしている。

先日、政府は、「地域ごとに大型連休を分散させる制度の導入を検討」と、昨年末に決めた「成長戦略」の基本方針に、そんな政策が盛り込まれていた。これもいささか唐突な印象も否めないが、要は休暇の取得を分散化することで観光需要を引き出すのが狙いであるとか。

政府としては、この新たな制度を「内需拡大」の起爆剤にしたいとの狙いだろうが、横並び意識の強い国民である。地域ごとに休みをずらして取る習慣をすんなりと受け入れるかどうか。これも、ドイツ、フランスの受け売りだが、私は疑問に思っている。「高速道路の無料化」も公約上は威勢がよかったが、JRなど批判が多く、試験的運用と声が小さくなった。

個別の政策がいくら創意あふれるものであっても、国民の将来不安が払しょくされない限り、固く締められた財布のヒモは緩まない。雇用情勢も懸念される。やや回復基調にあった完全失業率は昨年11月に5.2%と悪化。敦賀の有効求人倍率も11月データで1.05とせっかく上向いたものが先月は0.1ポイントだが、下がった。政府の経済見通に反し、民間の予想では厳しい数字が並ぶ。完全失業率は5%前半で推移し、デフレが続くと予想している。特に、地方は厳しい。賃金下落、雇用不安の中で、個人消費が冷え込み、国民生活は悪化しそうな状況だ。

そうはいっても、自民政権下でも数々の成長戦略がまとめられてきたが、これも成功したとは言い難い。失敗の根底にあるのはいつも政治のリーダーシップ不足だったが、国民も近視眼的になっているのではないか。政府の支持率ばかりが話題になって、政権の人気投票のみが先行し、政府も腰が入った成長戦略の具体策に欠ける。

そんな中で、敦賀市としてどう成長戦略を築くか、難しいが敦賀には素材が多い。敦賀3,4号の本格着工は、大きな起爆剤だ。土木建築はもとより、宿泊、消費など最全盛期で5千人を超える作用員が敦賀市内に金を落とす。この時代にあって、真水の効果は大きい。この消費はまさに一時だが、それを次にどう展開させるか、敦賀市の今後の成長戦略を含め、重要な時期を迎えるのではないか。

観光、産業など、原子力発電以外にどう多様化を図るか、その種は、今から考えておかなければならない。まさに中心市街地活性化、産業団地など従来からの事業を着実に実行し、次の敦賀市の形をしっかりと整えることだ。私は、国がデフレと不況と言っている中でも、素材の多い敦賀は、長期的な視点で物事は考えておくが必要と思う。
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