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市の政策としては、長期的な職場確保は大事な施策のひとつだ
Date:2010-03-01(Mon)

昨日は、南越前町4月の議会選挙に向けてのある候補の事務所開き応援で南条まで自転車を走らせた。木の芽峠は敦賀と嶺北の壁を感じる。それでも例年であれば、エーダブリュ、村田製作所への製造メーカーへの就職も多いが、今年は少ないとも聞く。

今日から3月。進学、就職する若者にとっては、希望と不安が交錯する月でもある。四国から離れたい私にとっては、18歳のとき、両親には申し訳ないが、わくわく感があった。四国の高松には連絡船というものがあり、旅立ちと言うと、テープと蛍の光で別れを惜しんだ。両親の姿、女房の姿も、その時々で覚えている。のち、環境問題でテープはなくなり、連絡船も瀬戸大橋完成でなくなった。今から考えると、心憎い演出が繰り返されたものだ。

一方、親の立場からすると、がらんとした子ども部屋を眺め、一抹のさみしさを感じるのもこの時期。進学、就職のたびに親から遠くなる。息子も今月、就職で独立する。本人は感じていないだろうが複雑な親心だ。

ただ、今年は不況の影響で地元志向が強まり、福井大学、県立大学、看護専門学校も例年にない狭き門とか。そうは言っても、進学や就職の受け皿の少ない福井県、敦賀市では、多くの若者が県外へ、市外へと流出する。進学、就職で300人を超える高校卒業者が敦賀を後にする。この時期、年間で一番多い100人近い人口減少となる。若い活力が古里を離れてしまうのは敦賀にとって大きな損失だ。

子ども部屋の空き部屋を眺める親たちにとっても、心配の種に違いない。とは言いながら、最近は失業で都会から戻る若者も多い。有効求人倍率は全国平均よりもかなり高いと言っても、必然的に正規の職がない。パートか、臨時か、不安定な職場となり、時間が経つと敦賀を去っている。

市の政策としては、長期的な職場確保は大事な施策のひとつだ。敦賀1号、もんじゅ、今後の敦賀3,4号も大事な職場確保だが、人口維持の効果はあっても増やすほどの雇用力はない。今ある、敦賀港湾、産業団地にいかに企業誘致するか、最大の施策のひとつだ。その上、東洋紡など今ある企業のさらなる工場誘致も大事な施策だ。

もうひとつ、大事な施策は、連携大学、研究所の設置もそうだが、敦賀短大もある一面では学生の確保に重要な施策でもあった。原子力という分野で、発電所と大学、研究所は、人材供給では関連するかもしれないが、必ずしも一致しない。もんじゅをてこに、エネルギー研究開発の拠点化が、遠くはアトムポリス構想以来30年を超えるが、まだまだ緒に就いたばかりだ。なによりもその土台のもんじゅの安全第一の再開が正念場だ。

雇用確保は、長期の時間を要する施策だ。産業団地、連携大学と進んできたが、もんじゅ再開、敦賀3,4号本格建設後の敦賀も描いておく必要がある。レーザー研究など息が長い研究分野も大事な要素だ。連携大学を真に連携という意味で考えるならば、各大学で老朽化しつつある研究炉、訓練炉も誘致もその施策ではないか、さらに、敦賀港湾への企業誘致、必要よってはさらなる産業団地確保も必要かもしれない。市税が敦賀3,4号運転で一挙に増えるが、その後の減少も速い。人口減少圧力も大きい。雇用確保と、税金見通しや将来像は欠かせない。この時期、予算書とのにらめっこが続くが長期的な視野も大事にしたい。
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