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もんじゅ再開をめぐっての駆け引きはもうやめようよ
Date:2010-03-09(Tue)

昨日は、午前9時の議会の運営委員会に始まり、夕方まで代表質問。自分の代表質問もあったせいか、疲れる。話題を離れるところから始める。

昨日の注目は、アカデミー賞の対決。「アバター」と「ハート・ロッカー」の一騎打ち。結果的にイラク戦争を舞台にした「ハート・ロッカー」の圧勝で終わった。しかし、現実の興行収入をみると「アバター」の優位は歴然としていた。確かに、巨額の制作費をつぎ込んだSF大作と、低予算の社会派サスペンス2作品は、あらゆる面で対照的だった。だが、アカデミー賞の選考では、興行収入がすべてではない。

3D(3次元)映像は、世界の興行記録を塗り替えた。3Dは人間の目が左右微妙に違う映像をとらえ、専用眼鏡を掛けると、映像が飛び出して見える。矢が飛んでくる場面では、座席で思わずよけてしまうほど。それに、劇場を揺らさんばかりの大音響。違った興奮とともに、疲労感も残った。確かに、3Dは、映画をますます見せ物にしていくような気がする。

かつて、敦賀のきらめき・みなと館にあった3D映画館。映画一本当たりの価格はべらぼうに高く、映写機も技師も含めて映画館を維持するだけで1億近い費用を要した。今から考えると残念な気もするが、何度も観る映画でもなく、自治体が運営するものでもない。

議会に話題を戻すが、傍聴席にはマスコミのカメラが普段になく並ぶ。高速増殖炉「もんじゅ」再開を巡っての議論だ。河瀬市長は「もんじゅを北陸新幹線の取り引き材料にするつもりはないことを改めて強調し、耐震安全性について国のお墨付きが出れば、間を置かずに運転再開の判断をしたい」と述べた。

また、「北陸新幹線は、市としてはもんじゅでの取り引き、バーターは行わない」とも明言。運転再開の判断時期については「耐震安全性について国のお墨付きが出れば、間を置かずに判断」とも述べ、最終判断も明確になった。

この場に及んで、西川知事や県議会のもんじゅのバーター的な駆け引きがまたぞろ浮上した。私としても、もううんざりとも思っている。原子力開発と地域振興は切っても切れない大事な要素だが、14年間も着実に再開に向けて改造、試験、点検を何度も行い、地域振興では、連携大学などエネルギー研究拠点化が形になり始め現在、新幹線がまだだからと、3月末にも再開をという時期にあって、もう駆け引きの限界を超えているともいえる。

アカデミー賞ともんじゅを重ねるのは不謹慎だが、興行収入も大事だが、その映画も持つメッセージは何かを考えると、「もんじゅの再開」のメッセージは、純粋にこの国のエネルギー資源確保と地球温暖化に、どう役立つか、それが結果として敦賀市の雇用、経済など息の長い地域振興になるにでは、・・。河瀬市長の答弁は、いかにも常識的だ。

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