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行政が虐待とどうむきあうか。
Date:2010-03-13(Sat)

昨日は、松陵中学校の卒業式から始まった。この季節ながら寒い体育館だが、きりりとしまった卒業式、生徒、保護者、先生それぞれに思い出に残る卒業式だろう、私も遠い昔のことだが、先生の涙は今でも鮮明に覚えている。

これとは裏腹に、本来は最も慈しんでくれる父や母の手で、無残にも命を奪われる。そんな事件がまた全国で相次いでいる。先日も食事が遅いといって虐待され、遺体にあざ、やけどのあとが多数あった小学校1年生の男子。5歳の男児は食事を十分に与えられずに、飢餓による急性心不全で死亡した。

虐待の事実や兆候に周辺が気づいていないはずはない救いようがない現実がある。学校や病院、近隣の住民などが子どもの様子から異変を感じ取っていたことだろう。しかし、現実的には難しすぎる課題だ。福井県内も敦賀市内でも現実的には、水面下での事件発生までにならない事情も多くなっているとも聞く。虐待らしいと気がついても通報できないケースも多いのではないか。

厚生労働省によると、全国の児童相談所が08年度に受け付けた虐待相談件数は、4万2600件を超えている。前年度を約2千件上回り、こちらも過去最多。集計を始めてから18年連続増加している。

虐待事件が起きるたびに学校や児童相談所、医療・保健機関などの対応や連携などが問題になる。児童相談所の権限を大幅に強化した改正児童虐待防止法が08年4月から施行され、虐待の恐れがあり相談所の調査を拒否する家庭への強制立ち入り制度が始まった。

敦賀市内にある施設は、虐待が社会問題化し明らかになってから満杯状態が続いている。施設訪問した折、聞かされる現実はあまりにも冷酷だ。行政と民間施設の連携も大事だが、この問題は、社会という世相が伴うだけにあまりにも難しい課題だ。

施設に入る子供達の増加も、虐待事件や相談件数が増加の一途なのは、虐待に関して社会の意識が高まっていることにほかならないが、一方では、虐待防止が進んでいない実態を浮き彫りにしている、今回の代表質問で私は、悩み事相談を一元的に駅前に集中させてはどうかと提案した。雇用のワンストッ沙~ビスではないが、虐待も子育ての悩み、失業、借金な現代社会が抱える問題から波及することが多い。逆愛だけをとらえるのではなく総合的な取り組みも行政は今後、求められるとみている。

行政や警察、学校など関係機関の連携体制は今後、ますます大事になる。虐待されている児童を早期に保護するためにも、こうしたネットワークを強化と行政としての悩み事相談など水際での防止も大事になる時代だ。
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