FC2ブログ
「無理」はいいが、「無茶」はいけない(松稜中PTA文集より)
Date:2010-03-15(Mon)

昨日の日曜日、坂井市の民主党議員の春江の川畑氏、三国の辻氏の来月4月11日に告示される市議会選挙の両事務所開きへ。何を考えたのか、自転車で訪れた。実感したのは福井平野の広さだ。なかでも、継体天皇が都へ上ることができた要因に、坂井平野の穀倉地帯の豊かさがあったと伝えられる。しっかりと認識できた小春日和の晴天、ひたすらこいだ。

ただ、松陵中PTAの卒業を祝う文集の中に『「無理」はいいが「無茶」はいけない』とあった。生徒が一段上を目指すには「無理」はときとして必要、だが、年齢を重ねたおっさんは、それが「無茶」となる。

3月は生徒の卒業もあるが、サラリーマンや役所の職員にとっても節目の季節である。「長年お疲れさまでした」「お世話になりました」。定年退職者の送別会では、こんな会話が交わされる。だが、こうした退職者が4月以降も同じ職場に嘱託の形で勤め続けるケースが増えている。悠々自適の第二の人生を目指そうにも、60歳では年金が出ない。会社も事務能力や技術の継承などで残ってもらう方が都合がいい。事実上の定年延長だ。「まだ若い者には負けない」と、ご当人たちもすこぶる意気盛んである。職場の仲間も家族も「頑張れ」と拍手を送る。

この言葉が似合うかどうかは別にして、原電の敦賀1号機が昨日、国内初めて運転開始から40年を迎えた。定年延長ではないが、国に提出した運転継続に関する変更申請は昨秋、認可を得た。今年11月に、同じく営業運転から40年を迎える美浜1号機も運転延長の手続きに入っている。新設が進まない中、原子力発電所の「定年延長」は増える。

私は、経験的にも、技術的にも、現代の生身60歳以上の体力があると思っている。しかし、市民はそうはみていない方も多い。これまで通りの、雇用、経済効果の期待の一方、老朽化・劣化対策は大丈夫なのかという不安の声も多い。こと原子力発電所は「無茶」も絶対に禁物だが、「無理」しての定年延長も駄目だ。石橋をたたいての「定年延長」でもある。
スポンサーサイト



【2010/03/15】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |