FC2ブログ
議会で成果主義を検討する議会も現れた。
Date:2010-03-20(Sat)

三方の梅の話題が出始めた。西浦にある梅畑も白い花が目立ち始めた。徐々に近づいてくる春の気配に期待感を高め、本番を待つ。その到来を実感するのは、やはりソメイヨシノの開花だろう。金ヶ崎の開花はいつか、と話がはずむ。

一方、昨日で議会が終わった。11年間の議会活動で、活発な意見が出されるようになったとも思うが、一方でご批判も頂く。

ところで、桜の開花が伝えられる九州の熊本県五木村議会(定数10)は11日、全員協議会を開き、村議の働きぶりに応じて議員報酬を増減させる「成果主義」の導入を検討することを申し合わせたとか。

決まってはいないが、村議会の議員報酬は月額21万3千円。一律支給する「基本給」(60%)と働きぶりで増減する「成果給」(40%)に分け、評価項目は一般質問や委員会審議での村政への貢献度、マニフェスト(公約)の実現度、議場外での活動など。議員代表と村執行部、外部有識者らによる評価委員会が査定するという。

制度化されれば、全国初だが、議員報酬に民間のような成果主義はなじまないと私は思う。制度化されても全国に広がることもない提案でもあるとも私は思う。

実質は新手のコスト削減策ではないか。国土交通省からダム建設中止が伝えられ、広い五木村の再建が急務。ただ、広いだけに、10人の村議は少ない。村の再建のためには、議会も身を粉にして、働く必要があるとか。そのためには成果主義も必要との内容だ。2年前には東北の福島県矢祭町議会が、全国初の報酬の日当制を導入した。合併もせず生き抜くには、議会も身を削る必要があると、苦肉の策が報酬の日当制。これも全国の議会ではなじまない。県内でも定数や報酬の削減に踏み切る例に事欠かない。

報酬や定数の削減は、人材を制限したり、地域の声を届けにくくしたりする恐れをはらむとも思うのだが、先日も越前市の議会基本条例成立の報道を受けて、ある方からお電話をいただいた。

「本会議をテレビを見ていても、よくわからない、委員会を放映してくれないか」「報酬に対する議員の仕事ぶりをどう思うか」「定数削減はしないのか」など率直な質問だ。

もうひとつ、鹿児島県阿久根市議会の混乱も、「市長が議会ボイコットを続けるなんて」、と、はた目には、でたらめにしか見えないが、背景には市長の議員らの怠慢を指摘し、現地の話を聞くと、それを支持する住民が少なくないから、ここまで強気になるらしいとの意外な側面も持ち合わせているらしい。

五木村、矢祭町、阿久根市と、議会の特殊な話題だけはニュースで飛び交うが、住民がどう思っているか、などその背景まで知ると、なるほどと、思うことも多い。議会の役目とは何か、原点を見失わないようにしたい。常に住民との意見を集約し、議会の改革など忘れてはならないことを肝に銘じている。
スポンサーサイト



【2010/03/20】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |