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裏方の大事さ・・・。
Date:2010-03-29(Mon)

寒い日が続く。だが、勝負事にはなぜか熱くなる。センバツ高校野球で、敦賀気比高校は、埼玉県の花咲徳栄高校を7対5で破った。センバツでは初めてとなるベスト8の準々決勝進出。街中の話題が会話の中心だ。

次の勝負事は、夜遅く、おおい町長選挙の結果がでた。現職の時岡忍氏が新人の古池久氏を破って、3回目の当選。予想以上に差がつきた。時岡氏が3872票、古池氏が2175票。減ったといえども、投票率は86.44%。やはり恵まれた予算なりの論理が働いているようだ。

勝負事に勝つには必ず、裏方がいる。「かごに乗る人、担ぐ人、そのまたわらじを作る人」という言葉がある。世の中にはいろんな役割の人がいる。支える裏方がいて、勝負ににも勝つ。その典型が選挙だ。当然、裏方は、泥臭いこと多くなる。きれい事では済まない。

民主党の小沢一郎幹事長が27日来県。裏方を務める連合福井への選挙支援依頼だ。わかりやすいと言えば分りやすい。一方で、政治とカネの問題で、生方幸夫副幹事長が小沢氏を批判し、解任されかかった騒動は示唆的だ。

組織論的には、生方氏が党内でなく、メディアで発言することに怒った。生方氏の主張そのものは正論に近いと言えるだけに、世論では分が悪い。ただし、生方氏も無役の一議員ではない。民主党の副幹事長でもある。この騒動で地方議員から見ると、求められるのは、自由な発言、闊達な議論と党の一体感を調和させることではないか。その意味では裏方とも言える機能が十分整っていないのも事実ではないか。

先ごろ、第33回日本アカデミー賞の最優秀作品賞に輝いた映画「沈まぬ太陽」。作者の山崎豊子さんの作品は、華やかな社会でもそれを支える裏方の苦労と挫折をえぐっている。現在、経営再建中の日本航空がモデル、慢性的に労務管理に苦悩し、政治家に翻弄される脆弱な経営体質や、逆境にめげず、裏方を地で行くような恩地元というサラリーマンの生き方が描いている。日航が花形企業と目されている時代が背景である。関係者は事実関係の違いを指摘し、山崎作品に批判した。

しかし、今問われているのは、日航がかつてのような企業の輝きを取り戻せるかどうかだ。再生の道のりはかなり険しい。作品の中に登場する人物と、現在を予見される事情が浮かび上がる。夕方沈んだ太陽が朝昇るように、日航が再浮上するための鍵は、裏方である社員一人一人の人間力に負うところが大きい。敦賀市役所も先週、人事や組織が発表された。まさに、裏方である職員の働きで、よくも悪くもなる。
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