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山崎直子宇宙飛行士に感じること・・・・。
Date:2010-04-06(Tue)

この気温で敦賀の桜も満開に近くなってきた。桜こと、ソメイヨシノのDNAは正直だ。その正直さに科学の正直さを感じる。昨夜、山崎直子さんがスペースシャトルで飛び立った。日本人で2人目の女性飛行士だ。東大で航空宇宙工学を学び、宇宙航空研究開発機構に入って夢をかなえた。ふたつのことを感じた。

まず、ひとつは、夫の内助の功に、古くて新しいともいえる生き方を感じた。順風満帆の歩みに、昨日の報道で、夫の内助の功を知った。家事や子育て行う髪をのばした夫は私にはカッコよく映った。自分の夢をあきらめて会社を退職、子育てと両親の介護を引き受けている。米国で一緒に暮らそうとしたが、就労許可が出ずに離婚を考えたことも。7歳の娘は頻繁な日米間の往復に耐えた。まさに綱渡りの人生、家族の支えがあってこそだが、それもあっさりと頼っている。

夢をかなえるには周辺の支えがいる。一番の支えは家族だ。私に、偏見があるのか、これが新しい生き方とも感じるのだ。市議会議員も大変が男性だが内助の功で支えがあってこそだ、女性の場合も夫の内助の功で支えられる場合が多い。

「周囲に支えられた」と山崎直子さんの正直な言葉だろう。あっさりと周囲に頼る。これも大事なことのように思う。壁に当たったとき、正直に周囲に頼る。持ちつ持たれつの人生に、私だけか、古くて新しい生き方に感じる。

子育て中の親を勇気づけられる生き方だ。どうにもならないとき孤立せずに周りに頼る、周囲が支える。宇宙ステーションにいる野口家が、山崎家の子どもを預かったことも報じられた。子育ても、介護も、核家族が進む社会で、困ったときは、周囲が支える。古くて新しい家族のあり方を感じる。

もうひとつは、科学という夢を抱かせる理科教育の重要性だ。高い税金をスペースシャトルに使う。夢を感じさせる重要なショーでもある。それだけの価値もある。一方で、その基本は、来春から使用する小学校の教科書にもあるが、その基本はわかりやすい説明と実験だ。

教科書検定結果によると、理科・算数を中心に主要教科のページ数が平均で約4割増えた。先日もある塾の講師と話したが、実験の少なさが問題だ。私も中学生のレンズの実験は、鮮明に覚えている。計算ではなく、実験と図で、スッと理解できるのは、実験があってこそだ。

例題を増やしたりして理解を深めるのに必要なページ数増とみたいが、一部には中身を教え切れるのかという心配も出てきているとも。理科の面白さ、楽しさには、実験が欠かせない。もうないだろうが、カエルの解剖は、印象が強すぎたのか、臓器を理解するのにもってこいだった。

アクアトムで、ときたま、原子力機構の職員が、理科の身近な実験を行い、わかりやすく説明している。子供達の目が輝いている。今回、理科の教科書のページ数は6割超も増加。もともと実験や観察といった授業体験が少ないという課題を抱えており、教科書の活用に一層工夫がいるようだ。理科教育の原点は、実験・観察を通じ不思議さを思考することにある。塾の講師は、理科の実験もやっているとも。

山崎直子宇宙飛行士の、夢の実現の過程に、新しい家族の支えと理科の実験という、古くて新しさを感じたのは私だけでもないはずだ。考え方を変えれば、原子力発電のまち、敦賀には、科学の夢に向けての素材も人材も多いことに気がつく。
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