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境港市と敦賀市の中心市街地活性化の違い
Date:2010-04-08(Thr)

寒さがぶり返した。市内の小中学校で入学式に続いて、始業式が始まった。春本番、金ヶ崎宮など短い春を楽しみたいものだ。

ところで、NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が好評のようだ。敦賀のスリーナインなど境港市を真似ている。ドラマは水木布枝さんの古里の島根県安来市を舞台に繰り広げられている。境港市には「水木しげる記念館」があり、妖怪たちのブロンズ像が並ぶ「水木しげるロード」がある。全国から大勢の観光客が訪れていると聞くが、ドラマをきっかけにますますにぎわうだろう。敦賀市としてはうらやましい限りだ。

国土交通省が先月発表した公示地価で、鳥取県内で唯一、境港市の水木しげるロード周辺が横ばいだった。鳥取県は福井県と同様に全用途の平均変動率が12年連続の下落。軒並み下落する中での横ばいは「上昇」にも等しい。敦賀市は福井市に引きずられて下落が続く。

観光客が訪れるのは風光明媚な景勝地や年に一度の祭りに限らない。そして観光には街を活気づける力があるという当たり前のことに気づかされる。観光振興による交流人口の増加を活性化に結びつけるには、景勝地や温泉がにぎわうだけでは不十分であることは、結果が証明している。効果は観光客が街に出て買い物、食事を楽しんでこそ生まれる。これからの街づくりには、観光客を呼び込む魅力創出が不可欠な観点といえそうだ。観光だけに限らず、賑わいをつくるには、違った方策もある。学生の街、産業の街、港街など、それぞれに賑わいを形成してきた。

その中で、敦賀市の中心市街地活性化で駅前の飲食店が増え始めた。敦賀3,4号建設を当てにしたルートイン、東横インなどのホテル建設も一因だろうが、これに、敦賀駅舎、連携大学と進み、駐車場を中心とするいわゆるAゾーンの活用策が本番を迎える。議会でも民間資本を導入した建物を提案もしてきたが、計画立案で正念場を迎える。参考になる成功例もあるが、失敗例も多い。

境港市を真似することでもない。観光の町も大事だが、もともとは産業の街、みなとの街、原子力の街と敦賀らしい、新しい市街地形成と賑わい形成は、少子高齢化下の新たな街並み形成でもあり、中途半端なことだけはしないでほしい。しっかりと取り組んでほしい一大プロジェクトでもある。それだけに議会も無責任ではいけない。
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【2010/04/07】 | ページトップ↑
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