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困(コマ)った、困(独楽)った、コマドリ姉妹
Date:2010-04-23(Fri)

「困った困ったコマドリ姉妹」と念仏のように古い駄洒落を言う友人の警察官がいる。コマは漢字で「こま(独楽)」とも書く。まさしく飲むと「独り楽しむ」ようにでる駄洒落は、誰も相手しない(ひとのことは言えないが・・・)。

コマは、勢いがあるうちは重力と遠心力に力のモーメントが働いてクルクルと回る。しかし、勢いが衰えると軸が左右に大きく揺れて止まってしまう。鳩山首相の最近の動向を見ていると、まるでこま(独楽)だ。民主党員ながら、不安を感じる。昨日の高速道路無料化をめぐっての小沢、前原論争も、首相をめぐってのゆれにほかならない。もっとしかっりしてほしい。まさに、困(コマ)ったものだ。

米軍の普天間飛行場移設問題が象徴的。沖縄県民に視線が向いているかと思えばアメリカには「トラスト・ミー」と秋波を送る。目まぐるしく変わる鳩山首相の態度に国民の目も、マスコミもおかしく、めまぐるしく面白ほうだいに書きまくり、沖縄島民も徳之島島民も振り回されている。市内の家々を訪問すると、鳩山政権の不支持ぶりを肌で感じることができる。

政権交代したころは、高い支持率をバックに勢いがあった。ところが勢いがなくなると、政権運営の軸は、変わらないといっても、実行段階でのブレをマスコミは面白く伝え、ブレを大きく見せる。国民はそのブレを不安から不信感へとぶれてきている。勢いがなくなれば、ぶれが大きくなり、コマは立っていられなくなる。

高速道路無料化で幹事長と大臣が対立。子ども手当も、受給者の評価は高いが、自治体の事務局は大変だ。来年度はどうなるかわからない。地方はその迷走で困っている。そして普天間移設問題は典型だ。民主党鹿児島県連の言い分にもきちんと答えていない。政治は言葉だというが、首相の言葉が軽く見え、腹案だとか、国民には分かりにくい説明が目立つ。

こまは重心が低いと安定してよく回る。だが、支持率は逆だ。低ければ政権運営が厳しくなる。鳩山政権の支持率は各種調査によると30%を切り、いわゆる「危険水域」に達している。

政治に必要なのは、お政治(オセイジ)ではない。まさしく「求心力」だ。求心力が物理的には「遠心力」ともなる。勢いは、発信力にもなる。勢いがなくなると、ゆらゆらと軸がぶれ、いつ倒れるか、不安と不信が、さらにゆれを大きくする。「政権交代」という言葉は、もう勢いを失い、「公約実行」を掲げるポスターも色あせて見えると友人は言う。これだけ、難しい時代、無責任に、政権を投げ出すのでは国民が「こま」る。辛抱強さもほしいが、政権実行は、起死回生というのは、ない。

洒落でごまかす時期も過ぎている。昨日も、参議院選挙のマニフェストに地方議員のアンケートを、本部に伝えた。歴史的な政権交代だけに、地に着いた、粘り腰のから、わかりやすい、政権政党にふさわしい対応を求めたい。地方は、コマのぶれにつきあうほど、余裕がない。それほど疲弊し、閉塞感に包まれている。この国は、まだまだ中央集権だけに、いくら財政力があろうと、国の政治に市民は振り回される。


限りある財源も含めたロードマップなど、責任ある、実効性のあるマニフェストと着実な実行が必要だ。地方の民主党員の切実な一議員の思いでもある。「困った、困ったコマ(独楽)」では、本当に困る。
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