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高速増殖炉「もんじゅ」の大事業は、国家プロジェクトと同時に、敦賀市、白木にとっても、大事業に変わりがない。
Date:2010-04-29(Thr)

昨日は、もんじゅ再開のニュースが何度となく、全国を駆け巡った。原子力発電は、二酸化炭素を出さない。地球環境問題解決の切り札でもある。その上、燃料が減るどころか増える。高速増殖炉「もんじゅ」の原子炉はまさに夢の原子炉だ。ストーブをたくと、タンクの灯油が減るどころか、増えることだ。それだけに難しい技術だ。知恵をつかさどる文殊菩薩の名もふさわしい。

とりわけ、原子炉の安全性は当然だが、冷却に使う液体ナトリウムは、酸素や水に触れると激しく燃える。漏れれば火災にもなる。中学校の実験で、脳裏に刻まれている方も多い。14年前もナトリウム漏れと白い広がりが、全国に映像ともに、状況が国民の目に明らかになった。

この14年間、原因の調査、対策、改造と総点検と着実というよりは、時間をかけ、政治にも翻弄されながら、時間が過ぎた。その間、地元振興もエネルギー研究開発拠点化の具現化が進み、広域連携大学の着工までこぎつけた。

昨日も敦賀市の白木の元区長で、元市議会議長の橋本昭三さんがテレビに登場していた。白木のトンネルをはじめ、道路と港の整備から生活基盤である雇用環境が大きく変わった。

14年間の総括は、これからだが、話が出てからでも30年を超える。建設でまちは潤い、終了でその浮き沈みは大きいが、いまだに、敦賀市の財政は、交付金や固定資産税で不交付団体を続けている。いずれにしても、高速増殖炉「もんじゅ」の大事業は、国家プロジェクトと同時に、敦賀市、白木にとっても、大事業に変わりがない。

再開にむけての環境整備は、昨日の川端文部科学大臣の敦賀市訪問で最終場面を迎えたが、これも大きな舞台だ。今後は、最終点検、連休明けの現場での制御棒引き抜きと入念な現場での作業に移る。タービンに蒸気が送られ発電までには相当な時間と労力が必要だ。どれだけの人が、この事業に関わり、これからも関わるか、敦賀市にとっても、公開ヒヤ、建設、運転、廃炉、管理と時間軸は、百年を超えるだろう。市民とのかかわり考えても歴史に残る大事業に変わりがない。
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