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せんとくん、ひこにゃんとツヌガ君の差
Date:2010-05-01(Sat)

福井労働局が30日発表した3月の県内有効求人倍率(季節調整値)は0・70倍で、前月を0・02ポイント上回り、全国で最も高かった。また前年同月比では0・08ポイントの増で、33カ月ぶりのプラスとなった。これまでがあまりにもひどかっただけに明るいニュースだ。ここにくると、敦賀市の3月の1.00の有効求人倍率は全国的に優位性がなくなってくるから不思議だ。それだけ雇用状況が安定しているという表現が適当かもしれない。ただ、景気回復が実感できるほど明るいとはまだ感じられないのが実情のようだ。とくに、建設業をはじめとする中小企業の資金繰りは今でも相当厳しいとの日常会話には変わりがない。

ところで、話題をキャラクターグッズに変える。「せんとくん」が話題を呼んでいる。「せんとくん」は、奈良での平城遷都1300年記念事業(平城遷都1300年祭)の公式マスコットキャラクター。鹿の角が生えた童子の姿をしている。発表時には賛否両論がわき起こった「せんとくん」だが、逆に知名度アップにつながったようで、すっかり人気者になったという。こうした「ゆるキャラ」は各地で定着しており、火付け役はご存じ彦根城の「ひこにゃん」。関連商品の売り上げだけで年間10億円(推計)というから、経済効果も侮れない。

大人気の彦根のヒコニャンに対抗して、敦賀で2008年にキャラクターが制定された。バショさん(芭蕉)、ツヌガ君(ツヌガアラヒト)、ヨッシー(吉継公)と。キャラクターグッズも敦賀市の山車会館へ行けばそろう。ともに、同職員の奥本さんの手作りによるデザインで親しみやすいキャラクターだ。

「ひこにゃん」のHPをみると、大谷吉継の別のキャラクターグッズがコースター、きんちゃく、ハンカチと売られている。対抗意識ではないが、なにがきっかけで「ゆるキャラ」が好評をはくすか、わからない。境港市の「ゲゲの女房」ではないが、この連休、相当の賑わいとも聞く。いつも二番煎じ、三番煎じの敦賀の観光、市役所の担当課の名称は観光課、商工観光課、まちづくり推進室、まちづくり観光課と何度、変わったか。そのたびに、担当課長も変り、腰が据わった観光行政とは誰がみても思えない。目先だけ変っても、人材の育成、持続性、戦略性、どれをとっても「ひこにゃん」こと彦根市の比ではない。

それほど観光行政は難しいが、多額な予算がつぎ込まれるだけに、費用対効果も含め、見つめなおす事も大事だと思っている。4年後には、舞鶴若狭自動車道が接続される。さかな町なども素通りされる可能性が大だ。長浜のようにJR直流化を最大限、生かしきったとはいえない。むしろ直流化後、フォローの行事はあったが、その後、どうなったか、詳細な評価もなく、今日に至っているのではないか。

高速道路の千円効果で若狭路観光は、連休中も好評だが、どう変るか、敦賀の観光もJRの観光客よりも観光バス、自家用車が多いだけに、これまでのような場当たり的な、行事対策だけの予算消化型観光行政では、許されない時代ではないか。
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