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もんじゅ臨界・・・。
Date:2010-05-09(Sun)
昨日は、午前中、渡部恒三衆議を案内して原電の敦賀発電所へ。40年を迎えた敦賀1号の中央制御室、敦賀3,4号の建設現場と進めた。もんじゅが臨界を迎えたであろう時刻に、日本海を見ていた。

渡部氏は衆議院議員14期。勲一等旭日大綬章。衆議院副議長(第70代)、厚生大臣(第68代)、自治大臣(第39代)、国家公安委員長(第70代)、通商産業大臣(第48代)、民主党最高顧問を歴任。自由民主党所属時は竹下派七奉行の一人。まさに民主党のご意見番に相応し経歴だ。

いつだったか、民主党の全国幹事長会議の席上、渡部氏が「やー、やー」とずーずー弁で挨拶をすると席上の緊張感が笑いに包まれた。不思議な人柄だ。

午前11時頃か、高速増殖炉「もんじゅ」の「午前10時36分に『臨界』に達しました。」と、興奮気味に携帯電話が原子力機構の担当者から入った。「臨界」は、原子力で発電する際に欠かせない基本の状態。運転動作の最初の関門でもある。さぞかし感動ものだったのだろう。テレビで見ると向井所長をはじめ見慣れた顔も多いが、若い作業員が実に多い。

話は全く変わるが、経済成長ばかりを追いかけるのではなく、真の幸福を目指そうとの鳩山内閣の方針に沿って、内閣府が国民の幸福度を調査した。それによると、日本人の幸福の度合いを10点満点で表せば、平均6・47点だった。特徴的なのは年齢別の結果だ。幸福度が高いとされる7点以上をつけた割合は、30代が最も高く61%。それから年代が上がるごとに数字が下がり、70代では44%だった。悲しいことに、人生経験が豊富なはずの世代ほど、幸福を感じていなかった。

上の世代ほど、過去の自分と比べてしまったのかもしれない。華やかなりし高度成長やバブルを知る世代。お金について言うなら、年功序列型賃金や年金など、果実を手にしているのは上の世代で、割を食っているのは若い世代のはずだ。それなのに上の世代より幸福を実感できている。お金がなければないで、他の面で上手に幸福を見つけているのだろうか。

ある住職の言葉で、究極の幸せを感じるときは、①愛されていること、②ほめられていること、③役に立つこと、③必要とされていること。働くことによって、愛以外の三つの幸せが得られるとか。その愛も一生懸命働いたことによって得られることもあると。

どんなところにも幸福は潜んでいる。不幸の中にさえも落ちている。それを見つけられるか見落とすか。もんじゅに働く人たちは、14年は長過ぎたが、国の難しいエネルギー政策の中で働いている。まだまだ課題は多いが、安全だ一に、じっくりと時間をかけて、一歩、一歩、歩むことが、やりがいのある研究でもあることは確かだ。じっくりと見守りたい。
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