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行政と民間・・・目のつけどころ
Date:2008-02-29(Fri)

昨日も、08年度予算説明会。これを受けて、夕方は市民クラブで代表質問の打ち合わせ。①予算②総合計画③高等教育機関④医師確保④下水道、と大まかな項目と内容を話し合った。

一方で、一般質問の材料集め。新聞、資料、市内のTMO,観光協会など訪れる。議員としては頭を悩ます時期でもある。貯めていた資料を見る。目のつけどころという点で参考になるので紹介したい。

「葉っぱビジネス」という言葉。徳島県上勝町。人口わずか2千人。半分が高齢者というこの町は、料理に添えられる葉っぱや花などを売っている。山にある葉っぱが商品なのだ。月60万円も稼ぐ80代のお年寄りもいるという。目の付けどころがいい。

四国育ちの私だが、この町を訪れたことがない。徳島県県中央部にある。過疎・高齢化で悩み多いのはこの町も例外ではなかったが、ここには恵まれた自然・山林がふんだんにある。季節で彩りの変わるもみじ・南天・柿の葉・松葉・いちょう・笹・うらじろ等々。たんたる葉っぱをビジネスにした話。役場には全国から講演の依頼もあるとか。

もう少し詳しく語ると、もともと上勝町は木材と温州みかんの産地であったが、木材は輸入材に、みかんも自由化の波を被って値崩れ。このままでは町は荒廃し人口流出が続くばかり。

この中で、役に立ったのが、この町でも防災無線FAXやパソコンによる情報網というインフラが整備されていたこと。ネットで「葉っぱ」の注文が入ると、情報網を使って地域のおばあちゃんたちに知らされる。お年寄りでも使えるオリジナル端末も開発された。

軽量で付加価値の高い品は、女性や高齢者にも扱いやすく、設備に大きな投資も要らない。今、約180人が携り年間2.5億円の規模に成長した。身体を使うことで高齢者が元気になり、収入が増えて税金を納める高齢者も増えた。

しかし。効果はそれだけではない。まちおこしの好例として全国から注目され、若い世代の人たちも大勢集まって来る。地域ビジネスと環境の発信地となった。
話はとんとん拍子のようにすすむが、葉っぱとITを結びつける、この簡単な動作に目をつける、それを事業化する。役場だけでは、こんな発想は浮かばない。

今年度、敦賀の観光協会は、休んでいたフェリーを活用して敦賀湾内のクルージングを計画、体験型の遊敦塾と合わせて、目玉となる。

昨年、観光協会は、自ら企画したパックツアーを扱えるように「第3種旅行業」の資格を取得。観光協会では全国的には少ない。「クルージング」や「遊敦塾」と業者取り扱いが可能、集客数の増加や収益性の向上を目指すことができる。社団法人化の効果が出たといえよう。この目の付けどころが成功するか、どうかは不明だが、行政が、これをバックアップする体制が少しづつだができ始めた表れではないか。
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