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福井のアオッサ視察
Date:2010-05-18(Tue)

昨夜は、福井のフェニックスプラザ大ホールで、「福井から日本を動かす2000人集会」に参加。参議院候補予定者の「いのべ航太」と志を同じくする若い衆議、県議、市議が、全国より集まった。
中でも、柴橋正直・衆議、田中美絵子・衆議、福田衣里子・衆議、横粂勝仁・衆議と20代、30代の若手の衆議には勢いがある。

テレビをみていても、新たな世代交代は、その国の節目がある。英保守党のキャメロン党首が43歳7カ月で首相に就任した。97年の就任時44歳が目前だった労働党ブレア氏を抜いての最も若い首相の誕生である。家族と一緒に収まった写真の表情には初々しさそのものだ。ブレア氏の育児休日取得など新しい時代を感じたが、13年後も新たな変化だ。

さらに、大国である米国オバマ米大統領、ロシアのメドベージェフ大統領も40歳代で、改革に取り組んでいる姿を見るにつけ、日本だけが取り残されているような気にもなる。

振り返ると、日本では古く1885年に44歳で初代首相に就任した伊藤博文が最年少で、いまだに記録は破られていないとか。4年前には52歳の安倍晋三氏が戦後最も若い首相となり注目を集めたが、1年で政権を投げ出した。若さだけがすべてではないが、最大の武器のひとつであることに変わりはない。

昨日の集会前に、肝炎患者を前にして、福田衣里子・衆議の話は、若さだけではなく、薬害肝炎九州訴訟に実名を公表し提訴しただけに、実行力が伴い、質問に誠実に回答する場面に、説得力があった。現在も薬害肝炎九州原告団代表を務める。

前置きが長くなった。昨日は、議会の敦賀駅周辺整備検討特別委員会のメンバーで福井市のアオッサを訪れた。今年の4月で3周年を迎えたが、真の評価はこれからとも言える。訪問すると、県、市の関係者がずらりと並び恐縮した。私もここで、NPO法人「中池見ねっと」の結成時に県の担当者に何度かお世話になったことを思い出していた。

説明も各担当が坦々と語り、約1時間がたった。ひと言で語るのも失礼だが、市中心市街地活性化への起爆剤的役割となっているものの、今のところ、市などの公共施設は好調な一方、商業施設はいまひとつ振るわない。設備維持でもガラス張りの建物は空調に金がかかり、地下駐車場は、稼働率はいいが、設備費用に金がかかるとの結論だ。

まず、アオッサの入館者数は、07年度が197万人、08年度166万人、09年度169万人と横ばいだが、会議室の稼働率は、予想を上回る数字で好調とか。ただ、1~3階にある商業スペースは、20店舗がはいっているものの、空き区画が5つある。4~8階の市・県関連施設の好調さとは裏腹に、売り上げ不足などから、大阪市の管理運営会社が地権者に賃料を滞納し訴訟になった経緯もある。そのことで、新聞紙上をにぎわしただけに、一般には失敗とは言わないまでも、商業施設の難しさを証明したのではないか。

敦賀市の駅周辺開発でJR敦賀駅舎の改築、広域連携大学と計画が明らかにされたが、それをつなぐ、現在の駐車場、駐輪場付近に、市民相談などの公共施設、研究所、商業スペース、立体駐車場などの駅周辺整備の中核ともいえる建物が予定されている。福井のアオッサが身近な例となるだけに、参考になる。

21日の午後3時に市長自ら参加で議会の説明会が予定されている。ファイナンスこと、財源問題も含め、難しい時代だけに、しっかりとした計画を聞きたい。

駅舎、連携大学、駐車場を含む中核的な建物と、新幹線問題も絡み、30年後の将来を見通した建物にすべきものでもある。20年後には、4割が65歳以上となるために、少子高齢化、人口減少などを考慮したものでもなければならない。福井のアオッサには、昨日は、中間試験中の高校生が多く勉強に訪れ、図書館には高齢者の顔もあった。駅前という交通が便利なだけに、新たな公共空間形成として私は決して失敗ではないと思っている。

それだけに、維持管理、財源、それに、賑わいも大事だが、商業施設の割合の縮小など、将来を見据えた、時代時代に対応でき柔軟な建物にすべき配慮も必要に思う。
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