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広域観光と何度も企画されたが・・・。
昨日、北陸は梅雨入り。地区の体育大会、選挙準備と気になることだが、ここ数年「グランフォンド福井」の自転車のイベントに参加し、日ごろの感謝と思い、お手伝いを決めていた。若い自転車愛好家が中心となって実行委員会を形成し、役所の手続きから企画、運営まで行う。

長いコースは300キロ、今庄365スキー場をスタートし、琵琶湖から若狭路、それもおおい町まで足をのばし、小浜、三方五湖、敦賀半島の立石往復からスタート地点に戻る。参加者は約2000人。大阪、名古屋の都市部から自転車愛好家が集まる。静かなブームか、ここ数年は募集とほぼ同時に満杯となる。課題は問題も多くあるが、その都度、克服している。目的が明確で、ニーズに対応できる仕組みがあれば、人が集まり、活気が生まれ、自治体はそれをバックアップする。今、求められる観光スタイルでもある。

ところで、これまで何度も「広域観光」という言葉で施策が提案されてきたが、「言うは易し、行うは難し」である。どうしても自治体の壁やそれぞれの観光地の考え方に違いがあり、実際の取り組みは中途半端になりがちだった。

嶺南という言葉を、何度も聞くが、まとまりそうでまとまらない地域柄でもある。嶺南広域行政組合で何度か、若狭路博など観光振興の予算がついたが、一過性であり、あと一押しというか、物足りなさを何度か味わったのは私だけではないはずだ。

これからは、各種地域振興策の中でも大きな柱の一つが「広域観光」だ。舞鶴若狭自動車道の無料化、4年後の敦賀接続を控え、エリア内を広い視点で見渡し、広域観光をマネージメントする仕組みが必要に思う。

私が何よりも心配するのは、4年後の敦賀接続で素通りである。さかな町や昆布館、かまぼこ工場とそれぞれ危機感を持っているが、これといった対応策がないのが現状だ。通年型観光に弱い敦賀でも、花換えまつり、とうろう流し、敦賀祭りとそれぞれにイベント毎に、敦賀市内への金を落とす観光客も多い。しかし、これも、安全上、市役所の職員の動員も限界に近い。ここまで書いても、敦賀の観光を考えるならば、広域観光の意味は大きい。

ただ、敦賀は観光素材には、恵まれているが、これといった目玉がないとも言われる。敦賀ラーメンのブランド化も企画されたが、だが、残念ながら一つ一つのインパクトは弱い。

このため、各観光地を効果的に結び付けて魅力をアップさせ、新しい観光商品、旅行商品を作り出してアピールしていくことが求められる。それでも、これまでも何度か企画された。

また、各地域でさまざまなイベントを展開しているが、それが単発で終わってしまい、十分な連携がとれていない。すぐ隣町のイベントすら、知らないでいることも多い。

嶺南各市町の打ち合わせは、その都度、行われてきたが、持続的な取り組みは、フォローアップという名で企画されるものの、ほとんどが立ち消えなり、けっして成功したとはいえない。

まちづくりにかかわる人のネットワークを強化し、観光地を点から線、さらに面に広げ、舞鶴若狭自動車道が敦賀まで接続すれば、車で1時間圏内の嶺南広域が形成される。観光エリアとしてまとまる。

そのネットワークを駆使して魅力を高めていけば、新たな可能性と展望が開けそうな気がする。地域を良くしたいという同じ思いを持った人たちが情報を交換し、刺激し合えば、内容を向上させることができ、人を呼ぶこともできる。繰り返し、何度も企画されてきただけに、ほんもんの広域観光はまさにこれからだ。
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【2010/06/14】 | ページトップ↑
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