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岡田ジャパンの重しと消費税論議
Date:2010-06-26(Sat)

デンマークとのサッカー・ワールドカップ(W杯)は、感動ものだった。デンマークの土を踏んだことがある。北欧の小国デンマークの人口は約550万人。なんでこんなに強いのか、不思議でもある。スウェーデン、ノルウェー、それに、フィンランドと、旅行費用が一番安い年末年始前のクリスマスの頃がおすすめだ。寒いがクリスマスで飾った街並みと落ち着いた雰囲気は、北欧ならではの雰囲気がある。

デンマークの養護老人ホームを友人と訪れると、白を基調とした一人部屋とその広さにびっくりした。それも年金月5,6万円で十分とか。費用の大半は税金で賄われる。北欧三国の消費税の税率は、いずれも20パーセントを超えていた。消費税論議で争う日本の福祉の状況とあまりにも違う。高ければいいとは、言わないが、福祉と税金問題をしっかりと国会で議論しての納得の結果でもある。

ここ10年の国政選挙の公約にしろ、マニフェストであれ、「構造改革」「郵政改革」「年金問題」「政権交代」など象徴的な四字熟語があった。今回の参院選は、この熟語がマニフェストの大見出しにこない。大見出しこそないが、直前になって「消費増税」の四字が急浮上してきた。菅直人首相が自民党案の「10%」を口にしたことで、抱き付かれた自民の方はむげには振りほどきにくくなった。増税は選挙に不利に働きそうだが、世論調査は拒否反応ばかりでもない。

国の税制問題を、民主、自民も逃げずに、全面に押し出したことには私は、評価したい。国の借金も半端ではない。人口減少、少子高齢化とどれも縮小傾向の中で、増税は確かに問題だ。しかし、増え続ける介護、医療、年金への社会保障費を考えると、もう待ったなしとも言える段階ではないか。耳触りのいいマニフェストだけでは、もう限界とも思っている。無駄の削除、仕分けも大事だが、それだけは、縮小に縮小を重ねるだけでもある。

岡田ジャパンは、W杯で「ベスト4」という高い目標を掲げた。国民からは冷ややかに見られたが、戦いを重ねるうち選手の気持ちを1つにまとめる重しになった。果たして「消費増税」で菅政権は、泣くのか、笑うのか。選挙運動も、後2週間ほど、寝不足と体に疲れが残る。
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