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施策による成果には時間がかかる
Date:2010-06-29(Tue)

施策による成果には時間と工夫が必要だ。政策による子育て支援が、ここ10年で様変わりだ。相当充実してきた。子ども手当1万3千円に加え、敦賀市も小6までの医療費補助の拡充と一歩、踏み込んだ。

子育ての社会化が急速に進む。その上、改正育児休業法が始まる。両親とも取得すれば休業期間を2カ月延長できるため、国はイケメンをもじって、「イクメン」という言葉さえ、作り出された。「2カ月間はパパの月に」と呼びかける。

敦賀市議会でも改正育児休業法の施行の伴う条例改正を6月議会で審議したが、率先すべき市役所でどう変わるか、まだまだ意識改革には時間がかかる。

いずれにしても、子育てには周囲の応援、激励が欠かせない。5年ほど前か、兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園を訪れたことがある。ここではコウノトリへの支援が市民ぐるみだ。当然、税金の投入も相当なものだ。自然保護に観光を結び付け、したたかに実行に移し、成果が見え始めた。

最近、中国から飛来したコウノトリが、ここで飼育、放鳥された雄をパートナーに選んだ。今春産卵した2羽がふ化、すくすくと育っていた。野生の血統を継ぐコウノトリの巣立ちは半世紀ぶりという。

コウノトリは一夫一妻。共同で巣を作り、子どもを産む。夫はかえったひなの面倒もみる、筋金入りの「イクメン」だ。この施策は構想から数十年の月日が流れている。

話を戻すと、少子化で苦しむ中で、男は仕事という意識は、今も健在だ。「共同作業」としての子育ては進まず、男性の育児休業取得率は1%もない。改正育児休業法の施行の伴う条例改正を6月議会で審議したが、率先すべき市役所でも状況は変わらない。自治体首長の取得が話題になるほど、ただ、最近は、イクメン希望者は少なくないが、収入やキャリア上の不安もあり踏み出せないのが、現実だ。

コウノトリに負けない子育てには周囲の応援、激励が欠かせない。子育て支援策が、成果を見せ始めたのか、最近は1.7まで出生率が回復している。コウノトリの支援ではないが、地道に成果には時間ががかかる。

話題を変えるが、舞鶴若狭自動車道の全線で、昨日から料金無料化の社会実験が始まった。交通量は、無料化する前と比べ約2.9倍に増えたとか。無料化をめぐっては経済効果への期待が高まる一方、国道27号線などインターチェンジ周辺の一般道での渋滞の発生が、懸念されている。

まずは来年3月末まで社会実験だが、4年後の敦賀接続でどう変わるか、政策による変化は、どうか、交流都市、敦賀だけに戦略というか、準備が必要なことはいうまでもない。成果には時間と工夫が必要だ。当初の目標を達成するには我慢と知恵は欠かせない。
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