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参議院議員選挙は、暮らしを、政治を、語る好機だ。
Date:2010-07-01(Thr)

きょうで一年の残りの半分が始まる。敦賀の6月議会では、駅周辺整備の駅舎改築、連携大学、そして駐車場を中心とするAゾーンの概要があきらかになった。全国では、鳩山退陣・菅政権誕生に始まり、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還、サッカーW杯の岡田ジャパン快進撃と敗退。暗い話では、宮崎の口蹄疫は非常事態、相撲界の野球賭博で大揺れ。菅政権、参議院選挙で急に、独り歩きを始めた「消費税10%」の論議。どれも政治と密接に関係している。

参議院議員選挙に携わっていると、末端の地方議員でも国政を街頭演説など国政を語らなければならないこともある。消費税論議をすると、市民には詳しい方も多い。ワイドショーで私より詳しいお年寄りも多い。たとえば、「ここ2年、37兆円程度しかない税収を国債発行つまり借金が上回り、本年度末で債務残高1千兆円近い財政非常時だ。子ども手当どころではないのでは・・・」と論拠が明確に質問が続く。

私も、負けじと調べて「20年前の税収は約60兆円、2009年度と対比すると、所得税は当時の26兆円から12.8兆円に半減。法人税はもっとひどくて18.4兆円が5.2兆円に激減。ところが消費税は税率3%が5%に上がり、4.6兆円が9.4兆円へと倍増しているが、追いつくはずもない。それでも・・・」とメールで答える。

明らかに財政悪化の元凶は経済低迷で、国民が消費税で懸命に税収減を支えてきた。消費税を推奨するものではないが、社会保障をどう支えたらいいのか、ようやく真剣な議論ができるようになってきたのではないか。

高齢者の方と消費税の話をすると「実態を正直に語る政治家が少な過ぎる」とか、「無責任なバラマキ的な子ども手当は駄目だ」とか、国の財源問題を真剣に語る。それだけ、テレビで取り上げられ、詳しくなっている。

選挙は疑問を解く好機。行政のムダ排除や国民生活と増税をどう考えているのか、民主党も消費税論議で揺れ始めたが、避けることだけはやめてほしい。

とにかく説明不足というか、難しいことを避けることが多い。しかし、最近は、ワイドショーがわかりやすく解説する。これも大事なことと気がついた。ところで、国民年金(基礎年金)の半分は国庫負担(税金)で賄われている。現行の公的年金制度の根幹で、民間の個人年金よりずっと有利な仕組みだが、これが意外と知られていない。

保険料(現在月1万5100円)の負担が重い人には、所得に応じた4段階の免除制度があり、きちんと申請さえすれば最低でも国庫負担分は受給できる。国庫負担は09年度から半分(それまでは3分の1)に引き上げられたので、それ以降は保険料の4分の1免除なら年金額は全額を納付した場合の8分の7、半額免除なら4分の3、4分の3免除なら8分の5になる。全く払えないという全額免除でも半額は受け取れる。

国民年金は満額でも月約6万6千円と、とても老後の生活を賄える金額とはいえないが、将来の無年金者を出さないためにも、公的年金ならではの利点を、なんとか、若者を中心にもっと宣伝する工夫がないのか。

いずれにしても、選挙は、政治を、暮らしを茶の間で語る好機でもある。逃げずに避けずに、語り合うの大事だ。それだけに地方議員もしんどい。

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