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敦賀のスーパー事情
日本原子力発電の敦賀原子力発電所2号機は、定期検査終了に向けて、今日、原子炉を起動する計画だったが、ECCS(緊急炉心冷却装置)の一部であるポンプの不備で起動が延期された。

定期検査の内容によっては、千人超える作業員が敦賀で宿泊し仕事をこなす。駅前のホテルも満員状態が続く。企業によっては、マンションを借り上げ、交替で作業員を送りこんでいる。有効求人倍率のよさも含め、発電所の雇用は、敦賀市を支えるひとつの基盤でもある。

ところで、仕事の帰り、スーパーに寄るのは午後8時すぎになることがある。ちょっと意外なのは、総菜売り場で中高年男性の姿をよく見掛けることだ。閉店間際、値段が割引される刺し身や空揚げがお目当てらしい。

ブリの刺し身が1パック、残りもに福がありで、200円台に値下げしてある。意外と書いたけれど、男性客が多いのは、考えてみれば当然だ。作業員の単身赴任も、住民票を持たない世帯も多いと推定できる。

話は離れるが、高齢者世代で男性も多い。妻が倒れて、夫が料理を受け持つ例は珍しくない。不況が続く中、外食を控えて自炊する独身者も多いのではないか。

敦賀市は、県下各市と違う就業環境から、敦賀3,4号の建設工事が本格化すれば、一層、この傾向は強くなる。最全盛期には作業員は5,6千人増えると、推定される。飲食店やスーパーなど経済活動が活発なるのは良いとして、住民票を持たない市民がごみを出す量が増えるなど、負の側面も持ち合わせる。

敦賀3,4号の本格着工は、不況下にあって、ローカルの経済活動は一時的とはいえ、大きな起爆剤でもある。それだけに、負の側面とどう対応するか、自治体の大きな仕事にもなる。
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【2010/07/03】 | ページトップ↑
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