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選挙が終わって・・・。
Date:2010-07-13(Tue)

敗戦後の後片付けは疲れる。連続的なものだけに、前回の空虚感を体が覚えている。政治家には「三つの生命」があるという。一つは人間が等しく持つ「肉体生命」、二つ目は政治活動にかかわる「政治生命」、三つ目は肉体生命や政治生命が尽きた後も、歴史的な業績などと結び付き脳裏に焼きつく「記憶生命」と言うとか。中川平太夫は、嶺南出身の知事として、記憶生命の域か。

そう語っても、負けてばかりでは、記憶生命どころではないが、投開票、翌日の事務所の後片付けは、記憶として鮮明に残っている。昨年9月の政権交代。それは紛れもなく前政権・自民党に対する国民の不満が爆発したものだった。民主党が掲げた地域主権や生活第1、コンクリートから人へなどのテーゼは評価されていい。しかし政権公約と実際の予算で打ち出した政策は乖離し、約10カ月の政権運営は不安を増幅させたとも思える。

そうはいっても、失敗は成功の母でもある。ここは民主党の正念場だ。政治的な利益と票の交換関係がいかに難しいか。世の中は絶えず変化し、振り子のように不思議なバランスで左右に揺れる。

何度も書くが、参院選は菅首相が就任後に財政再建へカジを切り、消費税引き上げに言及、自民の「税率10%を参考にする」としたことから急速に参院選の争点に浮上した。これを分岐点に内閣支持率や民主党の支持率は低下した。ただ、それだけでないように思う。農業の所得保障にも不満が多い。子ども手当も疑問が多い。何事も、財源不足は差し迫った課題だ。選挙結果が示唆するようにこれらを含んだ消費税問題では特に地方の不安が大きい。

参院選は二大政党を軸にした戦いだった。この傾向は来年に迫る知事選、県議選、市長選、市議選など統一地方選に影響を与えるのではないか。今、長いデフレ不況で、陰に陽に、暮らしに影響している。敦賀市も雇用がいいとはいえ、若者の働く場は狭められている。今春の県内高卒者の就職にも影響している。それぞれにとって、極めて切実な悩みだ。満足できずに、7月になって退職した若者もいる。

景気と雇用は最重要課題だ。一方、急速に進む本県の少子高齢化と過疎化も長く続く課題だ。福祉向上と産業振興を実現し、マイナス成長から脱却する必要がある。市民は元気を取り戻す処方せんを求めている。敦賀3,4号の本格着工への期待も大きい。駅周辺整備の全体構想を意外に市民は知らない。いずれにしても、市政にも国政も、k課題が多いだけに、政治の力が今こそ求められている。
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