地方議会のあり方
Date:2018-04-12(Thr)

憲法には地方議会のことがほとんど書かれていない。地方の制度を検討する調査会が昭和27年8月18日、地方制度調査会設置法として公布・施行された組織だ。一般の方には馴染みがない。

この法律、地方制度調査会設置法の目的など抜粋する。
(目的)
第1条 この法律は、日本国憲法の基本理念を十分に具現するように現行地方制度に全般
的な検討を加えることを目的とする。
(設置及び所掌事務)
第2条 内閣総理大臣の諮問に応じ、前条の目的に従って地方制度に関する重要事項を調
査審議するため、内閣府に、地方制度調査会(以下「調査会」という。)を設置する。

その前段となる総務省の有識者研究会が、小規模市町村の議会の在り方に関する新たな制度を提言し、野田総務相に報告書を提出した。この概要をまとめると、

議会について現行制度に加え、多数の非専業議員による「多数参画型」と、少数の専業議員による「集中専門型」のいずれかを、自治体が選べるようにすることを柱にした。

多数参画型は兼業・兼職制限を緩和し、自治体と取引がある企業の役員や他の自治体の職員からも選出できるようにする。サラリーマンらが本業との両立が図れるよう、平日の夜間や休日を中心に議会を開き、議員報酬は副収入的な水準に抑える。

集中専門型は生活給を保障する水準に報酬を保つ。重要議案の審議には有権者からくじで無作為に選ぶ「議会参画員」の参加を認める。議員の少なさを補うとともに、女性や若者などの声を反映させる狙い。ただ、参画員に議決権はない。

政府は今回の提言内容を地方制度調査会で検討し、早ければ来年の通常国会での地方自治法改正を目指す方針。実現すれば、この二つの型が市町村議会の新たな選択肢となる。

人口減少が進む地域社会にあって、この提言は理解できるが課題も多い。福井県内の町議会選挙は無投票が多くなってきたことなど、全国な傾向だが、敦賀市ではこの二者択一的なこの制度は合わない。

たとえば、多数参画型では契約締結や財産処分など議会の議決が必要な一部案件を執行部の専権事項として、議会のチャック機能を弱めている。まだまだ議論不足だ。

ところで、全国的に地方議員のなり手が少なくなっている。それを解消しようと数年前に議員年金の廃止したにもかかわらず、厚生年金での年金の復活の機運が高まっている。法案化も具体化している。正直、私は反対だ。厚生年金に加入にしろ税金が使われ、あれほど議論して廃止に踏み切ったにもかかわらず、私には今さらという気持ちだ。それよりも制度そのものなど、報酬も含めしっかり議論してほしい。












【2018/04/12】 | ページトップ↑
瀬戸大橋30年と北陸新幹線
Date:2018-04-11(Wed)

昨日、本州と四国を初めて陸路で結んだ「瀬戸大橋」が開通から30年を迎えた。

四国の高松で育った私には瀬戸大橋は、この30年、書かざるをえないほど存在だった。

開通の機運が高まったきっかけは1955年に起きた国鉄宇高連絡船「紫雲丸」の事故。高松沖の鬼ヶ島とも言われる女木島(めぎじま)での衝突事故で、修学旅行中の児童を含む168人が命を落とした。

霧の中での衝突でそれ以降、霧が発生すると、いまの強風で湖西線が運休となるように必ず欠航した。そんなわけで試験など重要なことがあれば、前日にに本州へというのが常識になっていた。また、小学生の修学旅行は本州から高知へ変更になった。

瀬戸大橋の着工は悲願となり署名運動や募金など、私も街頭にたった。そして78年10月に着工。88年4月10日に開通した。私が大学進学してから後の開通だった。それでも何度もわたった。

道路と鉄道の併用できる橋としては世界最大級。最先端技術と巨額の費用がつぎ込まれた6橋からなる架け橋は、交流人口が増え四国の観光や経済に恩恵をもたらした。一方、本州への若者の流出を招き、人口減少が続いている。
 
建設費は約1兆1200億円で、後の2本もほぼ1兆円。いまだに建設の借金を払っている。当初は車で渡るのに5000円、往復で1万円と高かった。

開通当初は観光客が多かったが、数年で与島などの観光地は閑古鳥がなって多くの店がシャッターとなった。しまなみ海道も同じだった。
北陸新幹線敦賀開業は当初は多くの観光客が訪れると思われるが、その後はとの、つぶさに見てきた私には、北陸新幹線のメリットとデメリットをどうしても考えてしまう。統べてい薔薇色ではない、それほど大きな影響を与える北陸新幹線と思った方がいい。

【2018/04/11】 | ページトップ↑
季節と新たな動きはとめられない。
Date:2018-04-10(Tue)

昨日の敦賀も、いつもなら花冷えだが桜はソメイヨシノの大半が葉桜モード。桜より少し前の花粉症もピークを過ぎた。葉桜は寂しいがもう新緑、季節は確実に先走っている。

ところで、あるアンケートで「花粉症だ」と答えた人の中には、何十年にもわたって花粉症と無縁だったのに、40~50代になって突然、目や鼻などにつらい症状が現れたケースもあった。今のところ大丈夫でも、いつそうなってもおかしくないということか。
たとえがいいか別にしてピークや流れが変わるタイミングがある。

政治の流れも潮目が変わることが多い。堰を切ったかのように中央官庁の不祥事が明るみに出ててか、NHKの世論調査報道によるとによりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は先月の調査より6ポイント下がって38%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は7ポイント上がって45%でした。「支持しない」が「支持する」を上回ったのは去年10月に行われた衆議院選挙直前の調査以来、半年ぶりとか。これは何かの予兆か。

一方、支持率の上がらない民進党の大塚代表と希望の党の玉木代表は9日夕、国会内で会談し、民進が呼びかけた新党結成に向け、協議を始めることで合意した。

民進を存続政党とし、希望が合流した後、党名を変更して新党を発足させる方向だ。両党はこの後、新党協議会の初会合を開き、新党名や党綱領、基本政策について調整を進めることを確認した。4月中の正式合意を目指す。もうこの流れは変わらない。福井県内の民進党福井も少数ながら、この動きの中にある。立憲民主党の動きも水面下で活発化しつつある。民進党福井分裂の危機でもある。この流れも動き出している。

政治の動きから離れると、葉桜だが県内の公立高校の多くで入学式が行われ、新入生たちが新しい仲間との高校生活をスタートさせた。これは確実に変わる成長のタイミングだが、微笑ましく頼もしい。季節と新たな動きはとめられない。


【2018/04/10】 | ページトップ↑
組織内のパワハラ
Date:2018-04-09(Mon)

昨日は午前中、坂井市議選の陣中見舞いに春江、三国にを訪ねた。市長選も選挙になった。坂井市内はそれぞれの色ののぼり旗がたち、選挙カーが坂井平野を駆け巡っていた。

とにかく寒かった。勝山市では雪が積もり、今庄でも雪が舞っていた。昼からは敦賀にもどって西婦人会総会。会員減少が悩みとの会長の挨拶。

どこの組織も高齢化で組織の弱体と厳しい現状がある。ある西地区に関係する団体は、高齢化のためこの3月の臨時総会で閉じることを決定した。存続をのぞむ声は多いが、続けることの難しさがここにある。


組織の問題で日本レスリング協会のパワーハラスメント問題にも、いびつな確信を感じる。これまで協会は強く否定していたが、栄和人強化本部長が伊調馨選手らに対してパワハラを行っていたと認定した。

栄氏は指導の中心にあって権力が集中していた。「あるはずがない」という周囲の思いが、「ない」という断定を生んでいたのではないだろうか。

第三者機関の調査を受けてようやく確信を変えたことに、この意識構造の恐ろしさが表れている。誤った確信を防ぐには、組織内の「風通し」を良くすることも大事になる。これがまた簡単ではなさそうだが。

パワーハラスメント(パワハラ)は、職場の生産性の低下、業績の悪化、訴訟への発展、人材の流出、企業イメージの失墜等のリスクをはらんでいる。そういう意味では、4年一回の選挙を役所や議会という組織の見直しや点検に通じる。
【2018/04/09】 | ページトップ↑
75歳の地域コミュニティづくり
Date:2018-04-08(Sun)

今日から坂井市議選挙、古い言葉だが出陣式に駆けつける。市議の公約で欠かせないのが福祉のまちづくりだ。いままでは65歳の高齢化だったが、いまでは75歳の高齢化社会をどうするかがテーマになる。

ところで、最近、またタイヤ交換で腰の鈍い痛みと左足の後ろの神経が痛みだした。

一昨年、腰の手術で国立敦賀医療センターの半田院長の言葉を思い出した。「人間は一日でも寝たきりなると筋肉が落ちる」と。手術後1日で歩かされた。と言ってもたつ程度だが、それでも違うとか。筋肉には刺激が大事とか。

入院中の義母はほとんど寝たきり、手足の筋肉が目に見えて落ちているのがわかる。同居暮らしだった母は75歳を過ぎると力仕事しなくなったせいか、握力が衰えてペットボトルを開けるのが難しくなった。ごみ出しは母の仕事だったが私の仕事になった。

総人口に占める高齢者の割合が今後も上昇し続けるという。2030年には5人に1人、65年には4人に1人が75歳以上になる。健康、長寿でありたいが、老いに伴う精神的、身体的な衰えにはあらがい難い。

「身の回りのことはできるだけ自分で」と母は頑張っていたができなくなったことが増えた。

敦賀のある市営住宅で、高齢者の認知症も加わり、ごみ出しの場合、ごみを集積場所までは運べても、ペットボトルの分類が難しく方もいる。いつ、どんな種類のごみをどう分類して出せばよいかということも含めて、高齢化社会のコミュニティは助けがいる。

高齢化、核家族化の影響で、こうした活動が必要になったという。ご近所や地域の福祉委員の協力で対応できている場合があるとか。

1人暮らしの人も敦賀では増えている。それだけに福祉委員を中心に、65歳を過ぎた若い世代とはへんだが、高齢者を支える地域コミュニティーも大事だ。
【2018/04/08】 | ページトップ↑
東日本大震災後のFMの活躍とFM敦賀
Date:2018-04-07(Sat)

ふるい話だが、1995年に発生した阪神・淡路大震災。ボランティア寝泊まりした東灘区の体育館で毎朝、聞いていたのが兵庫エフエム。

地震情報やライフライン情報など、神戸らしい英語の放送もあった。当時、東灘区役所とボランティアとの連絡の役目を担っていた私にとって、神戸市役所から連絡など貴重な情報源だった。

その兵庫エフエムも実質的な親会社であったダイエーも本社機能のある神戸市などを中心に大震災で大打撃を受けたのをきっかけに経営が傾き、新しいスポンサー企業も見つからなかったため同局も経営が傾いてしまった。

どこのコミュニティFMも中越大地震、東日本大震災と、地域密着の重要な情報源として災害時の役割は誰もが認知しているところだ。

そのコミュニティFMが敦賀にある。敦賀FM放送株式会社は、県で3番目に開局したコミュニティFM放送局。愛称はHARBOR STATION(ハーバーステーション)。

使命は「地域密着、住民参加、防災支援」の3本柱だろう。東日本大震災時に小回りの効くメディアとして評価が高まり、開局が相次いだ。

最も期待される役割は防災支援だ。FM敦賀は市と連携して、地震、大雨、大雪などの非常時に緊急放送を行うとしている。

ただ、受信エリアが市内に限られていること、市内の景気が原子力発電所の長期停止で低迷していることなど課題が多い。

安定経営を堅持しながら、市との災害時協力協定の締結など、こうした取り組みを深めながら、また、敦賀港カッターレースでの嶺南ケーブルネットワワーク(RCN)との共同放送など、とコミュニティーFMの可能性を広げての取り組みも評価できる。

ところが、東日本大震災後、活躍した臨時災害FM局は岩手、宮城、福島、茨城4県に計30局が開局が、3月末で全て閉局した。その大きな理由が資金不足。緊急性の高い放送が減り、国の交付金が見込めなくなったことも背景にある。寂しい限りだ。

東日本大震災後の街の復興が進んでも、心の復興の歩みは人によって違う。まだまだ地域密着型FMが必要だが、いずれにしてもFM敦賀の末永い活動と頑張りを期待したい。

【2018/04/07】 | ページトップ↑
明石海峡大橋開通20年と北陸新幹線
Date:2018-04-06(Fri)

私ごとで恐縮だが、四国の義母が抗がん剤治療で体が弱り肺炎になり一進一退を繰り返していた。なんとか回復しつつあるが87歳を超える高齢の義母には抗がん治療がつらい結果となった。

その際、車で舞鶴若狭自動車道と明石海峡大橋を利用する。ずいぶんと行きやすくなった。なかでも明石海峡大橋は、神戸と淡路島をつなぐ全長3911メートル、昨日、開通20周年を迎えた。2本の柱の間隔は1911メートルで世界最長のつり橋だ。

開通後しばらく高い交通料金がネックとなり交通量が伸び悩んだが、2600円から900円への値下げ後は増加傾向が続き2017年8月に累計通行台数が2億台を超えた。本州とのアクセス改善は島内に企業を呼び込む半面、観光面では宿泊客が大幅に減少と高速交通は地域の産業構造にも影響した。。

ただ、現在、かつて淡路島は20万人いた人口も橋開通後も減り続け15万を切っている。ほぼ嶺南地域と匹敵する人口だ。
北陸新幹線敦賀開業で嶺南の交流人口は確実に増えるが、定住人口は増えることはないと思われる。メリットとデメリットは必ずある。

明石海峡大橋20年の歩みは、大きな意味で北陸新幹線開業にも通じる。この恵みを確かなものにするための知恵と戦略がわずか4年だが問われる。
【2018/04/06】 | ページトップ↑
命よりもしきたり
Date:2018-04-05(Thr)

京都府舞鶴市で昨日、行われた大相撲の春巡業で、あいさつ中に倒れた多々見良三・舞鶴市長の応急処置のため土俵に上がった女性に対し、土俵から下りるよう求める場内アナウンスが流された。命よりもしきたりの世界と批判は当然だ。テレビ映像がその場面を一部始終伝えた。

話は違うがテレビは正直だ。日曜日の夕方の全国ニュースに私の頭が映った。「後ろ姿だが間違い」と敦賀の家族が話し合ったとか。先日もブログで書いた民進党の全国幹事長会議だったが、肝心の内容は覚えてないとか。

昨年10月の総選挙で分裂した民進党。この選挙で希望の党に乗り移り、消滅するはずだった。「排除の論理」から流れが変わった。
いま、国会では民進党は、参議院を中心とする民進党、希望の党、立憲民主党、無所属会派と併せて四つになった。

自衛隊の日報問題も加わり、国民が不審の目を向け続ける森友学園問題や朝鮮半島情勢など、国内外の難題対応で政府が苦闘する中、政権奪回を目指して野党の柱である旧民進党勢力がどう動くか。全国幹事長会議でも再び再編にむけての動きが了承された。

ただ、民進党など、野党再編への模索はあるものの、どうにもすっきりとしない。「大きな塊をつくる」という昨年末以来、キャッチフレーズだけが漂い、実現への切実さが伝わって来ない。

 いったんは急落した安倍政権の支持率に回復の兆しが見えるとも。野党がばらばらだからという。確かにその面はあるだろう。だが、それだけか。

立憲民主党は、憲法改正反対と国民に分かりやすく支持率12%もあるためか、「いまは野党の再編には組しない」と冷ややかだ。どこかで排除の論理が漂う。

話を戻すが、相撲のしきたりも大事だが人命救助が最優先。

またまた、話は変わるが桜満開の金ヶ崎、山の中腹を望めば、ピンク色の帯が見える。笙の川、男女共同参画センター前の桜並木。季候の移り変わりを織りなしていく。満開から花吹雪へ、桜の見頃はあっという間に過ぎる。民進党のいく末は如何に。


 
 
【2018/04/05】 | ページトップ↑
男女共同参画センターもその歴史に幕を下ろした。
Date:2018-04-04(Wed)

男女共同参画センター前の桜が美しい。2階の窓から通りをみるといっそう美しい。使えなくなると寂しい。勤労福祉センター時代は4階ホールでダンスパティーを企画したり、西公民館もしばらくここに間借りした。10数年前には市民協同課など、市民活動のあり方を模索したり私にとっても思い出深い場所だ。体育館も使用料が安く、市街地に近く、気楽に運動ができた。そこには仲間が集いワイワイがやがやと思い出は尽きない。

ところで、最近のひとつのリフォームの形として、同居家族が減ったのを契機に使わなくなった部屋を減らしたり、思い切って2階を取り払って平屋にしたりする。これを増築の反対「減築」というそうだ。

子供の頃は増築が普通だった。時代とともに形態が変化してきたは確かだが寂しい気もする。我々世代は子育てを終え、夫婦二人という家族構成が多い。敦賀市も高齢者の二人世帯、一人世帯が多い。

苦労して建てた「わが家」、リフォームも老後資金のためか、これもできない世帯が大半か。まだ、小さくすることに寂しさもあるくらいが、まだましということか。

使わなくなった部屋は、物置同然となっている。人口減と少子高齢化が今後加速度的に進む。十分な行政サービスの提供、インフラ環境の維持は可能か。厳しい数字を前に、行政の悩みは尽きない。できることを地道に進めるしかない。


縮む社会の中で、家を自治体に置き換えるとまちの姿も見えてくる。5万人もそう遠くない。男女共同参画センターもいずれ壊されるなど、公共施設の統廃合、もはや現実だ。

【2018/04/04】 | ページトップ↑
病院と喫茶
Date:2018-04-03(Tue)

近年、病院にコーヒーチェーン店が入っていると聞いたが、これはいい。いま、香川大学医学部付属病院に来ている。女房の母親の見舞いのためだ。集中治療室に入っているために時間つぶしの場所にはいい。

病院に人気のスターバックスが病院に入ると、コーヒーのいい香り漂い、病院内の雰囲気も明るくなるイメージを感じる。暗い気持ちをさりげなく癒してくれる。

福井県内の総合病院には、必ずといっていいほど喫茶と小さなレストランがある。狭いが国立の敦賀医療センターもある。問題は市立敦賀病院だ。

病院は、医療はもとより出産から死亡まで人生のあらゆる場面がある。そこには時間が止まったような窮屈な中での食や憩うことも欠かせない。

地方病院は医師確保や経営も大事だが、病院という環境のなかでも少しでもいい雰囲気づくりが大事な時でもある。
【2018/04/03】 | ページトップ↑
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